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POLYPHONIC SPREE、トレード・マークの白装束が盗まれちゃった!?

UKノーザンプトン州のライヴ会場で、ポリフォニック・スプリーのフロントマン、ティム・デラフターの白装束が盗まれるといった事件が起きた。バンドのトレードマークといえるものだけに世界中のメディアに採り上げられるほどの大騒ぎとなったが、7月末、無事にティムの手元に戻った模様。盗まれた直後、NME紙などを通じて「いちばん最初のローブで、僕の精神がしみこんでいる。盗んだことは責めないから、どうか返してほしい」と、情報提供を求めていたティム。その数週間後、ライヴ会場のチケット売り場に現れた女の子が、何も言わずローブの入った袋を渡して逃げ去ったらしい。戻ってきたローブはきれいに洗濯されており、なかには〈ごめんなさい。会場の駐車場で洗濯したローブを見つけました〉というメモが入っていた。バンドのスポークスマンによると、バンド側は犯人を捜し出したり、罪を追求したりするつもりはなく、今回のことで「ノーザンプトンの親切な人たちに感謝し、同時に人間に対する信頼を回復した」そうだ。

掲載: 2003年08月25日 11:00

更新: 2004年03月19日 16:55