6月9日~6月15日のタワレコ渋谷店チャートを覗いてみましょう
ではさっそくチャート・アナライズ速報第2弾をお届けいたします。まずは渋谷店総合チャート。6位に初登場のジャパニーズ・ファンカー=森広隆、14位に初登場のテクノ神=オーブに敬意を表しつつも、やっぱ注目は5位に初登場のスティーリー・ダンでしょう。グラミー賞にて〈アルバム・オブ・ジ・イヤー〉を取った20年ぶりの復活作『Two Against Nature』から3年ぶりに届けられた新作『Everything Must Go』は、またも傑作です。ドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーによる芳醇(まさしく!)なメロウ・ファンク・グルーヴがもう完璧!! そして失神!!
……気を取り直してインディーズ・チャート。こちらの注目は文句なしにSpangle Call Lilli Lineでしょう。総合でもなんと9位(!!)にランクインした『or』がチャートをぶっちぎってます。ポスト・ロック以降の〈歌モノ・バンド・サウンド〉を聴かせる彼らはここにきて大ブレイク!? ちなみに2位のトルネード竜巻もポップスのニュー・スタンダードを模索する注目ユニットです。ものすごいイイです。それではまた来週!!!
・タワーレコード渋谷店 総合アルバム・チャート(6月9日~6月15日)
1. Radiohead『Hail to the Thief』
2. METALLICA『st.anger』
3. LED ZEPPELIN『HOW THE WEST WAS WON』
4. V.A.『8 MILE (OST)』
5. steely dan『everything must go』
→6位以降はこちらへどうぞ
・タワーレコード渋谷店 J-INDIEアルバム・チャート(6月9日~6月15日)
1. Spangle Call Lilli Line『or』
2. トルネード竜巻『Analog Man fill in the blanks』
3. WRECKING CREW『月我消えるまで』
4. KENJI MASUBUCHI『TALE OF THE AXXE PLAYER ギター弾きにまつわる物語』
5. RON RON CLOU『SECOND RUNNER』
→6位以降はこちらへどうぞ