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デビュー40周年を迎えたローリング・ストーンズが怒濤の復活劇を展開!!

デビュー40周年を機に、ついにローリング・ストーンズが活動を再開させる。まずはデビュー当時から現在までのヒット曲を収めた全40曲2枚組におよぶベスト・アルバム『Forty Licks』を発表。“(I Can't Get No)Satisfaction”“Brown Sugar”“Miss You”といったお馴染みの名曲がデジタル・リマスターを施され、アブコ、ヴァージンといったレーベルの枠を越えて収録された、40周年を飾るのに相応しい作品だ。また、大きな注目を集めているのがドン・ウォズをプロデューサーに迎えて制作された新曲が4曲収録されていること。“Start Me Up”を連想させる軽快なロックンロール・ナンバー“Don't Stop”や、キース・リチャーズが渋い歌声を聴かせる“Losing My Touch”など、いずれもストーンズの魅力が発揮された彼ららしい楽曲に仕上がっている。このベスト・アルバムは9月26日に日本先行リリースされる。

 またリリースに先駆けて、9月3日からはボストンを皮切りにワールド・ツアーもスタート。ノー・ダウト、ピンク、シェリル・クロウ、バディー・ガイ、ジョニー・ラングといった錚々たるメンツがオープニング・アクトに予定されている40日間のアメリカ・ツアーの後には、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアでのツアーも予定されているとのこと。そのなかには待望の日本公演の計画も持ち上がっている模様。また、2003年にはストーンズにとって初めてとなる中国でのコンサートも予定されており、こちらも大きな話題となりそうだ。

 また、カナダのトロントでリハーサルをおこなっていた彼らはツアーに先駆けて地元クラブのステージに立った。1,000人を収容するクラブ、パレス・ロイヤルに集まった人々は約半数が関係者で、残りは徹夜をしてチケットを入手した熱心なファンたち。1時間ほどの肩慣らしコンサートのはずが結局は1時間半を越える熱演となった。このコンサートではベスト・アルバムにも収録される“Don't Stop”も演奏され、彼らの帰還を待ち望んでいたファンにとって最高のプレゼントになったようだ。

掲載: 2002年09月25日 11:00

更新: 2004年03月19日 17:44