デヴィッド・ボウイ、ファンクラブ会員オンリーのコンサートで70年代のあの名作を再現
ニュー・アルバム『Heathen』も好評のデヴィッド・ボウイが、リリース日の夜、NYのローズランド・ボウルルームでコンサートを行なった。このファンクラブの会員オンリーのコンサートに集まったのは、チケットを購入できた約4,000人のラッキーなファンたち。熱烈なファンたちを前に、ボウイも熱のこもったパフォーマンスを披露した。2部構成のコンサートは、1部で70年代のアルバム『Low』を、2部で最新アルバム『Heathen』を、それぞれアルバムの収録順に全曲を演奏するというこだわった内容。かつてのボウイの再現に涙した人も多かったが、彼がいまも衰えていないことをはっきりと示してくれたパフォーマンスであった。また、アンコールでは“Ashes To Ashes”など、80年代以降のヒット曲も演奏された。