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インタビュー

横山ルリカ 『ラピスラズリ』

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2014年03月19日 17:59

ソース: bounce 364号(2014年2月25日発行)

インタヴュー・文/久保田泰平



9号ではなく、ひとりの女性シンガーとして——初々しい瑠璃色のヴァージニティーを克明に刻んだ初めてのアルバムがついに完成!!



横山ルリカ_J



「アルバムを通して聴いてみたときに、あたりまえなのかも知れないですけど、最初の頃に録った曲と最近の曲とでは歌声が全然変わってるなって。(デビュー曲の)“Walk My Way”を聴くとすごく若いなって思いますし、そういう変化を一枚の作品のなかで見せられるということが嬉しくて」。

ソロ・デビューから9か月。アイドリング!!!9号としても知られる横山ルリカから、いよいよ初めてのアルバム『ラピスラズリ』が届けられる。これまでに3枚のシングルを発表し、シンガーとしてのポテンシャルを着実に高めてきた彼女だが、アルバムに収められた13曲中8つの新曲群もまた、高い表現力が求められるハイセンスなものばかり。「どこまで難しい曲を作ってくるんだろう?って(笑)。でも、すごく挑戦し甲斐があったというか、レコーディングでいちばん苦戦した曲かもしれないですね」という、ファルセットを多用した前山田健一作の“Across The Sky”、往年のLAメタルを思わせるポップなハード・ロック調の“Glory Days”、ハートフルなミディアムの“Color”、ピアノ・バラード“君がいたから”など緩急もさまざまな楽曲が並ぶなか、やはりトピックとなるのは、初めての自作詞ナンバー“Re-Start”だろう。〈あと少しだけ前へ進めばきっと変われる〉と歌い出されるこの曲は、常に向上心を忘れずにいたいという彼女自身の思いが強く込められたものだ。

「最初は〈卒業〉をテーマに書きはじめたんですけど、舞ちゃん(アイドリング!!!を2月14日に卒業した同期生の遠藤舞)のことでしょっていう言葉ばかり出てきてしまったんですね。自分がソロで歌う、初めて作詞をするということを考えたときに、それはどうかなって思って、時間はなかったんですけど、頭を振り絞って書いたのがこの歌詞なんです。アイドリング!!!で7年やってきて、ソロ・デビューまでさせていただいて、私は人並み以上に幸せだと思うんですけど、他の人たちを見て自分はまだまだだなあとか思うこともあるので、素直に〈自分が嫌い〉っていうフレーズを入れたりしました。一歩進めているかいないかの違いなのに、何もできていないもどかしさは、たくさんの人たちが持っている感情なのかな、って」。

さて、アルバム・タイトルの『ラピスラズリ』だが、和名を〈瑠璃〉とする色の名前でもあり、幸運を呼ぶ〈聖なる石〉としても知られている。

「これは知り合いの方から教えていただいたんですけど、ラピスラズリがもたらす幸運はただの幸運ではなくて、〈試練を乗り越えて得た幸運〉なんだって。私が“Re-Start”で書いたことにもリンクするし、深くて良いタイトルだなって思います」。



▼関連盤を紹介。
左から、横山ルリカの最新シングル“メガラバ”(FlyingStar)、アイドリング!!!の2014年作『GOLD EXPERIENCE』(ポニーキャニオン)、ヒャダインのニュー・シングル“半パン魂”(ランティス)

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