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インタビュー

Heavenstamp 『Hype - E.P.+REMIXES』

カテゴリ : ニューフェイズ

掲載: 2010年12月01日 18:00

インタヴュー・文/土屋恵介

 

Heavenstamp_特集カバー

 

ギター・ロックやシューゲイザー、ダンス・ミュージックを融合したサウンドを女性ヴォーカルで聴かせるHeavenstampが、デビュー作『Hype - E.P. + REMIXES』をリリースする。2009年に結成されたHeavenstampは、Tomoya.S (ギター)、Sally#Cinnamon(ヴォーカル/ギター)、Shikichin(ベース)、Mika(ドラムス)から成る男女混合の4人組ロック・バンド。激しさと繊細さ、ポップセンスを感じさせるメロディー、そしてグルーヴ感を兼ね備えたサウンドは、ブロック・パーティのラッセル・リサックが惚れ込むほど強力な魅力に満ちている。では、彼らの持つ音楽のパワーとデビューEPについて、バンドを牽引するTomoya.SとSally#Cinnamonに話を訊いていこう。

 

 

ダンス・ミュージックとシンフォニーの融合

 

Tomoya_A

――まずは、Heavenstampを結成したきっかけから訊かせてください。

Tomoya.S「それまでメンバーは別々にバンドやっていて、自分はベースのShikichinとUKギター・ロック直系のバンドをやってたんです。でも、それとは違うバンドを作りたいと思ったんですよね。そのきっかけになったのが、2008年の〈フジロック〉のマイ・ブラディ・ヴァレンタインのライヴ。ほんと衝撃で、自分にとってものすごく大きくて」

――あれはすごいライヴでしたね。Tomoya.Sさんもマインドがチェンジするくらい影響を受けたと。

Tomoya.S「そうなんです。で、いままでの人脈でおもしろいことができそうなメンバーに集まってもらってHeavenstampを結成したんです」

――音楽性でめざしたところは?

Tomoya.S「自分のなかで新しいものをやりたくて、まず男女混合のバンドにしようと思ったんです。シューゲイザー・バンドにしようか悩んだけど、結成の頃には、ダンス・ロックとシューゲイザーを合体させたサウンドってヴィジョンは固まってましたね」

――その方向にしたのはどうしてだったんですか。

Tomoya.S「もろシューゲイザーな曲も好きですけど、フロントの3人はダンス・ミュージックも好きなんです。ケミカル・ブラザーズやアンダーワールド、ジャスティス、あとダンス・ロックでいったらフランツ・フェルディナンドとか。そういうダンスとロックの融合ができたらなって」

――自分たちの好きな音楽を合わせた結果、Heavenstampのいまの音に繋がったと。音もさることながら、Sally#Cinnamonさんの力強い歌が楽曲の核になってますよね。ダンス・ロックやUK寄りのサウンドだと、繊細に歌うヴォーカルが多いですが、張って力強く歌ってるのが新鮮でした。ヴォーカル・スタイルに対してどんな思いがあるんですか。

Sally#Cinnamon「私自身、ヴォーカルではあるけど、声もバンド・サウンドの一部と捉えているんです。楽曲が十二分に力を発揮するようにって考えて歌ってますね。なので、張って歌うぞって意識よりも、全体のアンサンブルを考えて歌った結果というのが大きいんです」

――すごく感情を込めて歌ってますよね。

Sally#Cinnamon「それも構成音としての1つのスパイスですね。曲が必要としてるからそう歌ってるって感じですかね」

――歌詞はどんなイメージで作るんですか?

Sally#Cinnamon「曲が出来てから歌詞を作るんですけど、曲と向き合って、いかに曲が引き立つかってことを念頭に置いて、曲に呼ばれる歌詞を書いていくんです。その時々の感情や歌いたいことを書き留めておいて、それに合う曲があったら乗せたりします」

――では、Heavenstampが持つ、他のバンドにない強みってどこだと思います?

Tomoya.S「がっつりダンス・ミュージックをやりつつ、ここまで轟音ギターが鳴るバンドもなかなかいないんじゃないかなとは思いますね」

Sally#Cinnamon「ダンス・ミュージックとシンフォニーの融合。そこは独自というか、突き詰めたいとこですね」

――生々しいバンド・サウンドでビートが立ってるのは魅力的です。グルーヴ感にも相当こだわりがありそうですね。

Tomoya.S「はい。4つ打ちじゃなくても身体が動く曲は作っていきたいですね」

――あと、ライヴではどんなとこにポイントを置いて演奏してますか。

Tomoya.S「〈歌を聴いてください〉っていうよりは、全体の音圧感、分厚い音の壁だったり、逆にタイトな音数の少ない瞬間、シンフォニックな瞬間を聴いてほしいなって。美しい部分と轟音の部分をコントロールして、全体で音を出していきたいなと思ってやってます」

Sally#Cinnamon「やっぱり音楽は肌で感じて感動するものなので、それをちゃんと発信していけたらと思ってますね」

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