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インタビュー

INTERVIEW(1)――陽性のオーラ

カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2010年09月08日 18:01

インタヴュー・文/土田真弓

 

陽性のオーラ

 

――前作『Million』と今回のアルバム『Lyrics』との間にギターの加藤哲也さんの脱退と、四本さんの加入があったわけですが。

井出「そうなんですよね」

――しかも前作のリリース・ツアー中のことでしたし、話を聞いた時にはビックリしました。

井出「『Million』を出して、はじめに東名阪でリリース・パーティーみたいなものをやった後に回れなかったところを回る、ってのをやってたんですけど、東名阪の後に脱退、となりましたね。実はその前から脱退することが決まってたんです」

――そこは全員了解したうえで、ツアーに出ていた?

井出「そうなんですよ、実は。で、その……経緯ですよね。それは、この前のインタヴューでもお話させてもらったと思うんですけど、彼は幼馴染なんですよ。中学校の時に〈コピー・バンドをやろう〉って言っていっしょにやりだした、音楽をはじめるきっかけだった存在で。そこから僕らは、音楽中心の生活に――それこそオリジナルを作ったり、そういう道に行ったんですけど、彼は一旦音楽を離れたんです。で、regaをやる時に、新たに本腰入れて音楽をやろうって、僕らが誘ったんですよ。はじめは〈友達だからできることもある〉って思ってて、まず人柄の部分でそいつを入れて、お互い意見を交換しながら理想に近付けるためにぶつかり合ってたんですけど、ひとつの音楽を作る存在までいかなかったというか……なんて言ったらいいんですかね? これはもうホントに、時が経つにつれてだんだん積み重なってきたものなんですけど。いきなり駄目、とかじゃなかったんですよ。友達としては成り立ってる関係だったんですけど、裸になりきれんかったっていうか」

――それはお互いに?

井出「いや、こっちでは裸になってるつもりでも、それが届いてないってわかる瞬間があるんですよ。気持ちを共有できてないな、って。それがわかったと同時にまあ伝えようとするんですけど、そこの摺り合わせがなかなかできなかった。ひとつの音楽を作り合える4人になれなかったっていうところがいちばんデカかったですね。そのための中心になるはずの部分がずれていったというか。それで話し合って……」

――脱退と。

井出「はい」

――それで、その後すぐに四本さんがサポートで入られたんですよね?

四本「そうですね」

――その前はどういう間柄だったんですか?

井出「彼の前のバンドが、レーベルメイトだったんですね」

四本「そうなんですね。SALADBOWLっていう歌モノのバンドをやってました」

井出「ちょうど(加藤の)脱退の話が出た時あたりに、彼らのバンドもスランプというかで、そういう相談を受けてて。僕らも友達が多いバンドではないほうなんで、ツアーは続くし、とりあえずギターを、っていうので彼にお願いした形ですね。はじめは」

 

rega3

 

――サポートとして入る前は、regaというバンドをどう見てました?

四本「いやもう、尊敬する先輩バンドみたいな感じでしたよ」

井出・青木「(苦笑)」

四本「すごいライヴをするし、音源もカッコ良いなあって。レーベルメイトとは言いますけど、いろんなとこ真似したりはしてましたね。メンバーみんなでライヴを観に行ったりとか」

――regaでプレイするにはメンバー間の阿吽の呼吸が必要かと思うんですけど、加入前に不安はなかったですか?

四本「結構ありましたね。不安半分、楽しみ半分ぐらいで入って、微調整するところはたくさんあったんですけど、意外とすんなりいけましたね。まずはいままでの曲をコピーして合わせていって、そこから新しい曲作りが始まったんですけど」

井出「ツアーがまだ残っていて、同じステージに立つ回数が多かったっていうのがありがたかったかな。ステージとか練習以外のとこでもおんなじ時間を過ごしたぶんだけ、馴染んだというか。それで正式メンバーに、っていうことになったんですよね」

――井出さんと青木さんから見て、四本さんはどういうギタリストですか? バンドのなかの役割みたいな面についてでも結構ですが。

井出「根っからの弟気質というか。あとは、がむしゃらだな、っていう印象ですね。regaの曲もほぼ10日で全曲コピーしてきたし。柔軟さがあるんだなあと思いましたね」

青木「さっき、呼吸の話があったじゃないですか。最初から〈こいつだったら呼吸が合うだろうな〉と思って声を掛けたというか。元々そんな雰囲気を出してたんで、彼は。すごい陽性のオーラというか。まあ蓋を開けてみれば、ちょっとチャラい感じですけどね。プラスの意味で(笑)。すごい場を盛り上げる空気を持っているというか。メンバーが抜けてどうしよう、ってなってる時に、前に向かうための明るいムードを作ってくれましたね」

――その陽性の雰囲気は、音にも表れてますよね。メロディーもリフも、掛け合いが非常に軽妙になった印象があります。

井出「自分らが持ってきたネタにつけてくれるフレーズに、彼の人間性が出てるというか。開けた感じを自然に出してきてくれて。僕らも彼に触発されてメロディーが浮かんだりっていうのもあったんで、それは彼の力だと思いますけどね」

四本「ありがとうございます!」

青木「いまのところ、絶賛、みたいな(笑)」

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