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インタビュー

 

ここではFreeTEMPOの作品を振り返ります。2002年にミニ・アルバム『LoveAFFAIR.』(forestnauts:1)でデビュー。ヴォーカルに吉田聡子(Satokolab)を全面起用し、ハウスにジャズ、ボサノヴァの心地良い部分を重ねた爽やかかつ切ないメロディーな楽曲が揃いました。そして初のフル・アルバム『THE WORLD IS ECHOED』(forestnauts:2)はラテンな“Vamous a Bailar”を筆頭に、南国要素をたっぷり採り入れた情熱的な作品に。これが大ヒットを記録し、国産ハウス隆盛の足掛かりにもなりました。さらに2005年作『Oriental Quaint』(forestnauts:3)では脳内に幻想的な風景を喚起するナンバーを満載して、また別の一面を見せました。また自身の曲のほかにもSCOOBIE DOやm-floらのリミックスを収めた編集盤『IMAGERY』(forestnauts:4)を挿んで、2007年に2枚目のミニ・アルバム『HARMONY』(ClearSound:5)を発表。SotteBosseのcanaらを招いた、これぞFreeTEMPO!な清涼系4つ打ち曲が心地良い一枚です。続く2008年の『SOUNDS』(ClearSound:6)はbirdやミズノマリ、小栗栖憲英ら新作同様に多くのシンガーを招いてそれまでの集大成を感じさせる多彩なサウンド&美メロが堪能できます。これらの作品もぜひ聴いてみて!

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、『LoveAFFAIR.』(1)、『THE WORLD IS ECHOED』(2)、『Oriental Quaint』(3)、『IMAGERY』(4)、『HARMONY』(5)、『SOUNDS』(6)



カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年03月19日 21:00

更新: 2010年03月19日 21:02

ソース: bounce 319号 (2010年3月25日発行)

文/bounce編集部

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