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インタビュー

UKのシーンに愛されるマーク・ロンソンの仕事ぶりを再確認!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年06月24日 18:00

更新: 2009年06月24日 18:24

文/出嶌 孝次

 英国人好きのする60年代系のいろんなモードを駆使してソウル・レトロスペクティヴの牽引者というイメージを定着させたマーク・ロンソンだが、かつてはいかにもパーティーDJ上がりらしい飛び道具を多用する人という印象だった。その変節はもちろん2006年に訪れている。早くから契約していたライムフェストのアルバム『Blue Collar』やリリー・アレン、クリスティーナ・アギレラらとの仕事にまだ一貫した部分は見えなかったものの、同年にレディオヘッドのトリビュート盤『Exit Music』で披露したソロ曲“Just”やエイミー・ワインハウスの『Back To Black』、そしてロビー・ウィリアムスの『Rudebox』では印象的な形でダップ・キングスを抜擢し、それが徐々に自己のカラー確立へと繋がっていったのだ。

 そんな志向を凝縮したソロ作『Version』が出た翌2007年には、キャンディ・ペイン“One More Chance”やメアリーJ・ブライジ“Hello It's Me”、ボブ・ディランのリミックスなどに懐かしめの音像が浸透。さらにアデルの“Cold Shoulder”で始まった2008年にはナズ“Fried Chicken”やエステル“Magnificent”をダップトーン・マナー(?)でプロデュースし、カイザー・チーフスのアルバムを丸ごと手掛けてUK的なヒットの法則を手に入れた格好となっている。そんなわけで、ワイリー“Cash In My Pocket”やマルーン5“Wake Up Call”のリミックスなどに直結する部分も窺える今回の『Love & War』は、ここ数年のマークのキャリアを集大成したかのような重要作だと言えるのではないだろうか?

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