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インタビュー

変わっていないようで実は変化し続けているソウライヴの、輝かしい10年間を振り返ってみよう

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年04月30日 16:00

更新: 2009年04月30日 18:13

ソース: 『bounce』 309号(2009/4/25)

文/藤井 大樹


『Get Down』 Velour(1999)
オルタナ・ロックやジャム・サウンドを吸収したメデスキー・マーティン&ウッドの登場で新たな風が吹きはじめた当時のNYジャズ・シーンに、彼らはこのミニ・アルバムを引っ提げて彗星の如く現れた。ライヴでの定番曲“Uncle Junior”をはじめ、ゲストの参加もなく、全曲がトリオ・スタイルで披露されている。各々のスキルを如実に露呈させるシンプルな構成がスリリング!


『Turn It Out』 Velour(2000)
メジャー・レーベルによる争奪戦の真っ最中にリリースされた初のフル・アルバム。ここではジョン・スコフィールドがギターで参加し、“Tabasco”などでオルガンvs.ギターのグルーヴィーなバトルを繰り広げている。そのジョンスコは自身のライヴの前座にも彼らを起用。当時のNYジャズ・シーンを盛り上げていた、ヴェテランと若手との熱い絆を象徴するような一枚だ。

『Doin' Something』 Blue Note(2001)
名門ブルー・ノートと契約し、その名を一躍世界中に知らしめた代表作。彼ら最大の魅力とも言える、ファンク・サウンドのルーツとして挙げられるのはもちろんJB'sだが、ここではそのJB'sでトロンボーン奏者を務めていたフレッド・ウェズリーをホーン・アレンジャー/プレイヤーとして迎えている。その効果もあってダイナミックでキャッチーなサウンドはさらなる広がりを獲得することに。

『Next』 Blue Note(2002)
サックス奏者のサム・キニンジャーをメンバーに加え、サウンドに男臭さを増した一作。アメール・ラリューやルーツのブラックソートらシンガー/MCを初めてゲストに迎えたことで、ヒップホップ/ソウル色もグッと濃厚になっている。この時期以降、クラズノーはカット・オゥアノのプロジェクトに参加するなどして、ヒップホップへの接近を進めていくことに。

『Break Out』 Concord(2005)
ブルー・ノートを離れての一発目。従来のスタイルを継承しつつ前作で匂わせていたソウル面をより掘り下げ、ファンキーでソウルフルなヴォーカルをフィーチャーした曲が半数を占める。なかでは来日公演にも帯同したレジー・ワッツ(マクチューブ)のファルセットが冴えるミディアム“What Can You Do”が異彩を放っていた。チャカ・カーンの熱唱が耳を引くほか、アイヴァン・ネヴィルらも参加。

『No Place Like Soul』 Stax/Concord(2007)
シンガーのポール“トゥーサン”バレットが正式加入し、歌ものバンドへと本格的に進化した意欲作。アコギを導入したブルージーな“Never Know”、初のレゲエ・ナンバー“Callin'”などの新機軸を見せ、聴き応えのある内容に仕上げている。新生スタックスのロゴも入ったことで、同レーベルのハウス・バンドだったブッカーT&ザ・MG'sを彷彿とさせる側面もある?

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