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インタビュー

SEAMO

往年のファンから新たなリスナーまで満足させる新作を味わおう!!


 今年4月に発表した“マタアイマショウ”や〈ルパン三世のテーマ〉をカヴァーした“ルパン・ザ・ファイヤー”など、ヒット・シングルを連発しているSEAMO。勢いに乗る彼が1年ぶりとなるセカンド・アルバム『Live Goes On』をリリースした。勢いのあるポップ・チューンから、R&B、ゴリゴリのヒップホップ、オールドスクールなパーティー・チューン、そして切ないナンバーまで……と、ラップ・アルバムという枠を超えた幅広い楽曲が並ぶ作品に仕上がっている。

「アルバムは、その時出せる最大の振り幅を表現しようと1曲入魂で作ってます。今回は“マタアイマショウ”のヒットもあって、歌モノの引き出しが増えましたね」。

 グッと聴かせる“マタアイマショウ”で彼の名前を知ったリスナーも多いかもしれないが、彼にはシーモネーター時代からのキャリアがある。本作におけるヴァラエティーの豊かさは、彼の持ち味と成長の跡を存分に発揮した結果なのだ。

「自分のライフスタイルやこれからの意気込み、あとテンションや引き出しが良く出た作品になりましたね。このアルバムを聴いてくれれば、“マタアイマショウ”だけを知っている人とのギャップを埋められるんじゃないかな、と。僕のなかではシーモネーターって男も生き続けてるし、中間のレンジやいろんなものがあって僕なんです。新作は、いままでの自分のキャリアが全部出せたと思います」。

 そんな彼に、タイトルの『Live Goes On』に込めた思いを訊いてみると……。

「〈Life Goes On〉って言葉にかけて、オレにとって人生はライヴだと。どこかゴールかはわかんないけど、走り続けたいですからね。調子が良い時だからこそ、ここからが大切なんだって意味もありますね。1度きりの人生だから、行けるトコまでがんばります!」。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年10月05日 21:00

更新: 2006年10月05日 22:08

ソース: 『bounce』 280号(2006/9/25)

文/土屋 恵介