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インタビュー

『THANKFUL(FOR WHAT YOU'VE DONE)』をより楽しむための4枚

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年10月14日 17:00

更新: 2004年10月14日 17:07

ソース: 『bounce』 258号(2004/9/25)

文/駒井 憲嗣

JAMES BROWN 『In The Jungle Groove』 Polydor クラブ・プレイを念頭に置き、JBのファンクネスをループ/エディットされるビートの観点から洗い出しコンパイルされた、ブレイクビーツの歴史の中でももっとも重要なアルバムのひとつとされる一枚。最新のリイシュー盤では中田亮がライナーノーツを手掛けている。

オーサカ=モノレール 『RUMBLE'N STRUGGLE』 RD(2001) ネガ/ポジ含めたブラック・ヒストリーと、黒人音楽に内在する反体制的要素を凝縮させ、強いものにまかれない意志と情熱を持つ音として宿し、ぐつぐつと煮えたぎらせている。アナログ盤の帯に堂々と刻まれた〈戦争と斗争〉の文字も彼らの反骨精神の表れか。

COUNT BASIE 『Basie In London』 Polydor(1986) トラディショナルで力強いアンサンブルの一体感の中で、ギター、ベース、ホーンと次々と飛び出してくる奔放な各セクションが、ジャズにおけるソロのありかたを象徴しているようでもある。ビッグ・バンドの代名詞的存在によるライヴ・アクトを堪能できる。

SOUL SCREAM TOUR2002 『FUTURE IS NOW』 FUTURE SHOCK/ポニーキャニオン(2002) ヒップホップ誕生以降さまざまな場面でチャレンジされてきた〈MC+生バンド〉の新たな成果。オーサカ=モノレールのグルーヴが懐古趣味でないことを証明する素晴らしいコラボ作。UZI、MURO、BOOなど多彩なトップ・マイカーによる客演も聴きどころ。

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