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インタビュー

ネタンダーズ・サウンドをさらに楽しめる?――塚本功が好きなアーティストについて語る

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年06月10日 18:00

更新: 2004年07月01日 19:09

ソース: 『bounce』 254号(2004/5/25)

文/桑原 シロー

バンド編
 僕のギターの弾き方にもっとも影響を与えているのはミーターズのレオ・ノセンテリ。俄然、60年代のスカスカなサウンドを出してた頃が好きです。彼らの“Pungee”はミックスなど全部含めて僕の理想形。音をどんどん足していくんじゃなく、足りないところで曲を構築する作り方、これはブッカー・T&ザ・MG'sもいっしょですよね。スティーヴ・クロッパーのギターは、歌との絡み方とか一聴地味だけど、かなりバッチリやってるな、と。リフもあんまりパターンにこだわってない感じがいい。制限された編成でラテンとかやっちゃってファンキーに仕上げる、これも理想形ですね。スライ&ザ・ファミリー・ストーンは管楽器のアレンジとか参考にしてます。歌と管のメロディーラインがうまく組み合わさったあの感じを意識して。

ギタリスト編
 レオとスティーヴ以外に好きなギタリストといえば、ジャンゴ・ラインハルト。彼の音楽には20歳ぐらいの時に出会ったのかな。それまで聴いていたようなロックとかにはなかったスウィンギーさがすごく良くって。あのスピード感とか、上品に収まらないヤラシイ感じが好きになりましたね。あとウェス・モンゴメリーはもう単純に好きです。彼のオクターヴ奏法はよく真似しましたね。とにかくギター・サウンドがメチャクチャいいじゃないですか。好きなブルース・ギタリストを挙げようとするとほんとキリがないんですけど、なかでもTボーン・ウォーカーはある意味頂点ですね。彼のギタープレイって泥臭さだけじゃなく、オシャレな感じもあるし、幅広い世界を持った人ですよね。

ヴォーカリスト編
 声を張って歌う人が好きなんです。この3人ってメロディーをなぞってるだけの歌い方をしないし、いつもちゃんとビートの一部になってる。その気持ちがすごくわかるんですよね(笑)。ジミ・ヘンドリックスはギタリストって以上に声が好き。ジョニー“ギター”ワトソンの曲はすごくヴァラエティーに富んでるけど、いつも同じ節回しで。でも、ジャズっぽいスキャットもできるんですよね、すごくイナタイ感じの。コンピュータ使ったり何やっても同じ味を出せるところがいい。あと低いキーで声を張るところにも影響受けてる。セックス・ピストルズのジョニー・ロットンも、バンドのサウンドにぴったりフィットした歌い方をする人だから。ただヤンチャなだけじゃない、あの歌い方は。ちゃんとバンドのサウンドをわかったうえで、ガーッと暴れるようにシャウトしてますよね。


ジョニ-“ギター”ワトソンの77年作『A Real Mother For Ya』(Sequel)

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