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インタビュー

バンドそれぞれの解釈で、日々進化を続ける〈日本のレゲエ〉

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年07月04日 18:00

更新: 2003年02月12日 14:09

ソース: 『bounce』 233号(2002/6/25)

文/宮内 健

 アルバム『FROM CREATION』の制作について、エンジニアの内田直之がこう語っていた。「日本にはいろんな文化が入ってきて、それをいろいろ選べて……そういう人がやるレゲエであってほしいなって思った。ただのジャマイカ音楽の焼き直しであったら、ジャマイカ人の音楽を聴いたほうがいいわけだし」。

DRY & HEAVYというと、ジャマイカのルーツ・レゲエをストイックに追究しているバンドという印象を持つ人も多いのかもしれない。もちろんメンバーが個々のレベルで、レゲエへの揺るぎない愛情とリスペクトを抱いてるのは確かだが、大事なのは〈そこから先〉なのだ。

DRY & HEAVYの面々はバンドとして再始動するにあたって、最近気になっている音楽はもちろん、それぞれがレゲエに辿り着くまでに聴いてきたものなど、個人音楽の変遷までをもさらけ出したという。裸になってぶつかり合うことで、今ここに集まったメンツが、今ここでしか作れない作品を生み出すことができたのだろう。

そんな彼らと同じようなニオイのする〈日本のレゲエ〉を奏でるバンドは、まだまだいる!ピアニカ奏者のRAS TAKASHIを中心に結成されたDUB SENSEMANIAは、ルーツ・ロックのマナーを貫いた高い演奏力を持ちながら、個性的なアンサンブルを聴かせてくれる。美しいハイトーン・ヴォイスで魅了する、Dasher率いるCULTIVATORは、プレイヤー自身がステ-ジ上で繰り広げるダブワイズでレイヴ・シーンを巻き込んだ展開を模索中だという。岐阜を拠点とするSTAB 4 REASON AND STYLESは、ハードコア・パンク・バンドとしての活動も並行させている。さらに、DJ電脳を中心とする〈風の人〉から飛び出したJPCbandは、レゲエとファンクとスケボーと江戸っ子気質の間に野太いスジを通した、独自の世界観を披露して……そう、大事なのはフォーマットではない、スピリットなのだ。

文中に登場するアーティストの作品を紹介。

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