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インタビュー

ヒップホップ・シーンをも飛び越えてしまったMUROの嗅覚

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年06月27日 15:00

更新: 2003年02月13日 12:30

ソース: 『bounce』 233号(2002/6/25)

文/ネイシャン

 あらゆる音素材を材料に、オリジナル作品を作り上げるのがヒップホップ。そんなヒップホップDJのなかでもとりわけ柔軟な指向とそれを自分流にアレンジする腕を持つのがMURO。彼の多彩なリミックス・ワークや楽曲提供の記録を紐解けば、網羅する音楽の幅広さは一目瞭然だ。

 まずはリミックス・ワーク。デブラ・モーガンやアッティカ・ブルース(“Oh La La La”)の歌ものは妥当なところとして、United Future Organizationやトゥルービー・トリオなどクラブ・ジャズ・ユニットのトラックを多く手掛けていることに注目したい。次に楽曲提供の足取りを見てみると、ヒップホップ系レーベル、トミー・ボーイ、そしてモ・ワックスなど海外のレーベルのコンピに堂々参加。また、2000年のシングル“El Carnaval”をトム&ジョイスが再構築した楽曲は、Sunaga't Experienceの『Organ b.SUITE』や、DJアレックスのミックスCD『SHIBUYA FLAVAS』に収録されている。またバー・ サンバによる“Bohemian”のリミックスがフランスのイエロー・プロダクションのコンピ『Bossa Tres...Jazz 2』に収録。ここでもジャズ、ハウス、ブレイクビーツ系のレーベルやアーティストとの相性の良さがわかる。

 こんなことから、ヒップホップDJとして確固たる基盤を固めながら、幅広いジャンルのクリエイターの耳を捕らえるクリエイター、MUROの懐の深さが浮かび上がってくる。

MUROの幅広い音楽的センスを知るための作品を紹介。左上から、United Future Organizationのリミックス集『Bon Voyage Les Remixes』(Brownswood)、モ・ワックスのコンピ『Art Of War』(Mo'Wax/トイズファクトリー)、MUROのシングル“El Carnaval”(トイズファクトリー)。Sunaga't ExperienceのミックスCD『Organ b.SUITE』(cutting edge)、DJアレックスのミックスCD『SHIBUYA FLAVAS』(Flavour)、コンピ『Bossa Tres...Jazz 2』(Yellow Production)、DJカム監修のコンピ『Honeymoon』(Chronowax)

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