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インタビュー

Vincent Gallo(2)

バラエティーに富んだ音楽履歴

 「最初に組んだバンドはブルー・ムードというバンドで、9歳のときだ。フリー の「All Right Now」とCCRの「Down OnThe Corner」の2曲だけをカヴァーした。1回だけ、ユダヤ教のお祭りの日にライブをやって、そのあと解散した。ヴォー カルがユダヤ教徒だったんだ。そのあとにやったゼファーというバンドでは、 キング・クリムゾン、イエス、ラッシュ、ジェネシスなどのカヴァーをやって いた。次のジョージ、そしてその次のプラスティックスというふたつのバンド では実験音楽をやっていた。その次に、俺とマネキンだけのバンドで、バック トラックをテープで流してやっていたA・セクシャルズというバンドをやって いた。そのあと、マンハッタンでアイル・ウェア・ユー、テスト・パターン、 ブラウニー、そしてグレイ、ボーハックと続く。ボーハックで初めてのアルバ ムをリリースしたんだ。そのあと、エリック・ミッチェル監督の〈The Way It Is〉という映画のサウンドトラックを作って、<バッファロー'66>のサウン ドトラックを作って、それで今回のアルバムに至る。あとはヒップホップのほうで、トラブル・デュース、エヴリディ・ブラザーズ、 ファンク・マスター・フォーなど。でも、どのバンドもコンセプチュアルだけど短命で、バンドが終るたびに結局ソロに戻っていた。今回のアルバムをリリースしてくれるワープというレーベルから、来年の春に、これまで俺が手掛けた すべてのサウンドトラックを集めたCDをリリースする予定もある。<ダウンタ ウン81>のサントラにも収録されなかった曲や、〈If You Feel Foggy,Jump〉〈The Way It Is〉〈バッファロー'66〉のサウンドトラックがすべて1枚のCD で手に入るようになるんだ。つい先日、プロダクションのために改めて聴いたんだけど、もう長い間聴いていなかった作品もあって、懐かしくていい感じだったよ」。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年05月09日 14:00

更新: 2003年03月07日 18:04

ソース: 『bounce』 224号(2001/8/25)

文/荏開津 広