ラファエル・ピション&ピグマリオン 『J.S.バッハ: ヨハネ受難曲 BWV245 (1749年稿)』2枚組 2026年3月中旬発売

衝撃的な生々しさ
自身の人生を決定づけた《ヨハネ受難曲》を
ピションが全魂を込めて録音
輸入盤 CD2枚組
■作品詳細
冒頭の器楽パートによる前奏の通奏低音から、まるでイエスを鞭打つ音、あるいは群衆のざわめきが聴こえるような、非常に胸がざわざわとさせられる幕開け。ピションは冒頭の楽曲について「ストラヴィンスキーの《春の祭典》に再び同じほど徹底した妥協なき筆致が現れるまで、さらに二世紀を待たねばならなかった。聴く者は出だしからバッハの容赦のない音の一撃に捕らえられ、むき出しの、内臓に迫るような憎悪の凝縮へと突き落とされる--それは全人類が投げ込まれた、荒れ狂い逆巻く怒涛の海である。」としています。
ピションは10歳の時に、若き歌い手としてはじめてヨハネ受難曲に出会い、人生が変わるような衝撃を受けました。「差し迫った切実さと、絶対的な必然性をただちに感じさせる。私たちの心を開き、その開かれた心にまっすぐ働きかけ、完全にとらえて離さない。十歳のとき、私の人生を永遠に変えてしまった--そしてこの三世紀のあいだに無数の人々の人生を変えてきた--《ヨハネ受難曲》とは、まさにそのような音楽である。」(ピションの言葉、ブックレットより)
「若き歌い手として初めて《ヨハネ受難曲》に出会って以来、私の全身に深く刻まれてきた記憶のひとつが、この終曲コラールである。疲れ果て、空虚になり、旅路が終わったと思ったその瞬間、私たちは再び現実へと引き戻され、この記念碑的なコラールで声の到達点まで登らねばならない。まず子守歌のように始まり、やがて巨大な叫びへと至るこの最後の"集団の言葉"は、すでに死と闇に対する勝利を歌っていた冒頭の言葉と再び結びつく。再びひとつとなり、歩みを続けるために。永遠なるものの、最後の震え。」
ピションの変幻自在かつ精確な指揮がバッハが意図したオリジナルのドラマの弧を見事に提示し、最高峰の合唱グループであるピグマリオンの強烈な存在感は作品を通して強烈な光を放ち、集団の力がドラマを動かします。最高布陣のソリストたちも合唱同様に物語の真実に肉薄しています。大変に際立った《ヨハネ受難曲》となっております。
(HARMONIA MUNDI)
■収録曲
【曲目】
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV 245(1749年稿)
【演奏】
ラファエル・ピション(指揮)
ピグマリオン(管弦楽・合唱)
ユリアン・プレガルディエン(テノール/福音史家)
ヒュー・モンタギュー・レンドール(バリトン/イエス)
イン・ファン(ソプラノ、女中)
ルシール・リシャルドー(アルト)
ロランス・キルスビー(テノール、従者)
クリスティアン・イムラー(バス、ピラト)
エティエンヌ・バゾラ(バス、ペトロ)
【録音】
2025年4月、グラン・マネージュ、ベルギー
収録時間:1時間50分55秒
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カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2026年02月05日 00:00