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アルティノグル&フランクフルト放送響 『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番&第5番』 2枚組 2025年10月24日発売

ショスタコーヴィチ

アルティノグルとhr響によるショスタコーヴィチ交響曲全集、大作2曲で始動!

CD(2枚組)


■作品詳細

アラン・アルティノグルが、2021年から音楽監督を務めるフランクフルト放送(hr)交響楽団と共にショスタコーヴィチの交響曲全集の録音を開始。名手揃いの優れた管楽器セクションと力強い弦楽セクションで定評のあるオーケストラだけに、期待が大きく膨らみます。
その第1弾には、最大の編成を持つ第4番と最も高い人気を誇る第5番という、インパクトのある2曲がいきなり登場となりました。ショスタコーヴィチの人生で最も暗い時期に書かれたといえる2曲ですが、それぞれは大きく違う道を歩みました。マーラーの影響を大きく受けて1935年から作曲を開始、翌1936年に完成した第4番の初演はリハーサル段階でソヴィエト当局の介入により中止を余儀なくされ、その後1961年まで陽の目を見ることはありませんでした。逆に、その名誉挽回としてさらに翌年の1937年に完成した第5番の初演は絶賛を持って迎えられ「社会主義リアリズムの理想」とまで讃えられましたが、ショスタコーヴィチ本人は「短調のピアニッシモで終えていたら、彼らは何と言っただろうか?」と皮肉を込めて語ったと伝えられ、戦闘的なフィナーレは「英雄的な行進」であると共に、「自滅への行進」という裏の意味も込められていると言われます。今回アルティノグルは、この隠されたダブルミーニング的な解釈に注目。2曲を通してオケの力量を最大限発揮した圧倒的な強奏と細部にまでこだわったバランスで、ショスタコーヴィチの皮肉と諧謔性をこれまでになく見事に引き出しています。
(ナクソス・ジャパン)

■収録曲

ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
【CD 1】
1-5. 交響曲 第4番 ハ短調 Op. 43

【CD 2】
1-4. 交響曲 第5番 ニ短調 Op. 47

【演奏】
アラン・アルティノグル(指揮)
フランクフルト放送交響楽団

【録音】
2023年2月(CD 1)、2023年4月(CD 2)
フランクフルト、ヘッセン放送ゼンテザール

総収録時間: 109分

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アラン・アルティノグル&フランクフルト放送交響楽団


アラン・アルティノグル

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2025年09月11日 16:30

更新: 2025年10月22日 15:00