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オットー・ゲルデス『ドイツ・グラモフォン録音全集』11枚組 7月下旬発売~カラヤンのプロデューサーでもあった名指揮者

ゲルデス

“カラヤンのプロデューサー”としても知られたドイツの指揮者の名録音を集大成 CD11枚組ボックス・セット


輸入盤CD11枚組


ドイツ出身のオットー・ゲルデスは長年ドイツ・グラモフォンの音楽プロデューサーを務め、特にカラヤンの録音を多く手がけたことで、"カラヤンのプロデューサー"として知られていますが、実は優れた指揮者でもありました。今回ゲルデスが指揮者としてドイツ・グラモフォンに残した全録音が初めてまとめて発売されます。CD11枚組ボックス・セット。限定盤。これらの録音は現在ほとんどカタログから姿を消してしまっているので、非常に稀少なものです。未発表の音源や初CD化を含む、管弦楽の傑作の名録音が数多く収められています。ワーグナーの『タンホイザー』には、絶頂期のビルギット・ニルソン、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが、そしてドイツ語版の『エフゲニー・オネーギン』と『オテロ』のハイライツにはレンスキー役のフリッツ・ヴンダーリヒ、オテロ役のフィッシャー=ディースカウが登場します。

「最初から最後まで圧倒される驚異的なディスク」(ブラームス:交響曲第4番)、「光輝く音」(チャイコフスキー:『エフゲニー・オネーギン』)、「他を圧倒する」(ドヴォルザーク:交響曲第9番)、「あらゆる批判を沈黙させる」(ワーグナー:歌劇『タンホイザー』)、「鋭い解釈」(ワーグナー:交響曲ハ短調)などと称賛されています。
これらの録音はすべてリマスタリングされ、ブックレットにはゲルデスのキャリアについて書かれた、ピーター・クアントリルの新規エッセーが掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

ゲルデス

【曲目】
《CD 1》*
1-3) トレッリ:トランペット協奏曲ニ長調『エスティエンヌ・ロジェ』、
4-6) ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1、
7-10) テレマン:トランペット協奏曲ニ長調
11-12) レオポルト・モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調(M.ザイフェルト編)
【演奏】ピエール・ティボー(トランペット)、バンベルク交響楽団
【録音】1970年12月、バンベルク

《CD 2》*
1-4) ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1964年10月、ベルリン

《CD 3》**
1-4) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
5) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1961年7月(1-4)、1963年2月(5)、ベルリン

《CD 4》
ワーグナー:
1-4) 交響曲ハ長調*
5) ファウスト序曲**
6) 歌劇『リエンツィ』序曲**
7) 歌劇『ローエングリン』より「はるかな国に」***
8) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77より「この苦しみは希望を奪い…森を通り、野を越えて」***
【演奏】コルネリス・ファン・ダイク(テノール)(7,8)、バンベルク交響楽団
【録音】1962年3月、ベルリン

《CD 5》
ヴォルフ:
1) イタリア風セレナード*
2-4) 交響詩『ペンテジレア』*
5) 『ゲーテ歌曲集』より第9曲:ミニョン
『メーリケ歌曲集』より
6) 第28曲:祈り
7) 第30曲:新しい愛
8) 第31曲:私の慰めはどこに
『ゲーテ歌曲集』より
9) 第1曲:竪琴弾きI「孤独にふける者は」
10) 第2曲:竪琴弾きII「私は戸口に忍び寄って」
11) 第3曲:竪琴弾きIII「涙とともにパンを食べたことのない人は」
12) 第49曲:プロメテウス
13)『メーリケ歌曲集』より第44曲:炎の騎士*
【演奏】イヴリン・リアー(ソプラノ)(5-8)、トーマス・スチュワート(バリトン)(9-12)
ジークフリート・フューリンガー(ヴァイオリン)(1-4)、ウィーン・ジュネス合唱団、ウィーン交響楽団
【録音】1968年9月、ウィーン

《CD 6》***
1) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
2) シュミット:歌劇『ノートルダム』より間奏曲
3) ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲
4) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より間奏曲
5) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
6-10) ビゼー:歌劇『カルメン』第1組曲
11) モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620序曲
12) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』よりバレエ音楽(第2幕)
13) ウェーバー:ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77序曲
【演奏】ライプツィヒ放送交響楽団(1-10)、ベルリン放送交響楽団(11-13)
【録音】1954年(4,5,6-10)、1959年(2)、不明(1,3)、ライプツィヒ、1954年(11)、1959年(12)、不明(13)、ベルリン

《CD 7》
1-9) ヴェルディ:歌劇『オテロ』(ハイライツ)
【演奏】ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール/オテロ)、テレサ・ストラータス(ソプラノ/デズデーモナ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン/イアーゴ)、モニカ・パイパー(アルト/エミーリア)
ヴァレンティン・ディックハウト(バス/ロドヴィーコ)、ハンス=ブルーノ・エルンスト(バス/モンターノ)
バイエルン国立歌劇場合唱団、バイエルン国立管弦楽団
【録音】1967年6月、ミュンヘン

《CD 8》
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』Op.24(ハイライツ)
【演奏】ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン/エフゲニー・オネーギン)
イヴリン・リアー(ソプラノ/タチヤーナ)、ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト/オリガ)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール/レンスキー)、マルッティ・タルヴェラ(バス/グレーミン)
ハンス・マルシュ(バス/中隊長、ザレーツキー)、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
【録音】1966年7月、ミュンヘン

《CD 9-11》
ワーグナー:歌劇『タンホイザー』
【演奏】ビルギット・ニルソン(ソプラノ/エリーザベト、ヴェーヌス)、テオ・アダム(バス・バリトン/ヘルマン)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール/タンホイザー)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン/ヴォルフラム)
ホルスト・R.ラウベンタール(テノール/ヴァルター)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団
【録音】1968年12月、1969年2月、5月、ベルリン

*初CD化
**世界初CD化
***初発売

【演奏】
オットー・ゲルデス(指揮)

ゲルデス

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2025年06月27日 00:00