シベリウス国際ヴァイオリンコンクールで吉田南(MINAMI)が第2位＆最優秀シベリウス：ヴァイオリン協奏曲演奏賞を獲得！

ヘルシンキで5月19日から開催された第13回シベリウス国際ヴァイオリンコンクールのファイナルに、日本人ヴァイオリニストとして一人進出していた吉田南(MINAMI)が見事第2位入賞、およびシベリウス家から授与されるシベリウス：ヴァイオリン協奏曲最優秀演奏賞を獲得しました。第1位は17歳でBISレーベルからデビューした今年25歳、韓国のスイーエ・パクでした。
シベリウス国際ヴァイオリンコンクールは、大作曲家ジャン・シベリウス（1865～1957）の生誕100年を記念して、1965年にフィンランドのシベリウス協会とシベリウス音楽院が創設したコンクールで、5年に一度開催されています（2020年のみコロナ禍のため2022年に延期）。第1回開催時はシベリウスの妻、アイノ（1871～1969）が存命中で、優勝者のオレグ・カガンとアイノが面会している写真が残っています。また、優勝者からはヴィクトリア・ムローヴァ、レオニダス・カヴァコス、セルゲイ・ハチャトリャンなどの逸材を輩出する一方、第1位を出さない年度があるなど、権威あるコンクールとして知られています。
(タワーレコード)

吉田南(MINAMI)さん(シベリウス国際ヴァイオリンコンクールHPより)

吉田南(MINAMI)さんのCD

2024年エリザベート国際コンクール入賞時のモーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第1番を収録

スーイエ・パクさんのCD