寺尾紗穂 カバーアルバム『わたしの好きな労働歌』2025年6月25日発売

田畑や塩田、鉱山や紡績工場。
歌はいつも仕事の隣にあった。
日本各地にうもれる、労働歌を中心とした13篇を、寺尾紗穂と多彩な音楽家が現代に蘇らせる。
■工作細節
2024年にリリースしたオリジナルアルバム『しゅー・しゃいん』を携えて、全国各地、東アジア、果てはモンゴルやホンジュラスを旅してきた寺尾紗穂がカバーアルバム『わたしの好きな労働歌』をリリース。
第1弾先行配信シングルとして、山形・最上の船歌から生まれ、寝させ唄として伝わる「エンヤマッカゴエン」、第2弾先行配信シングルとして、東京・板橋に伝わる、麦打ちの時に歌われた労働歌「板橋の棒打ち歌」をリリース。古くから日々の暮らしの中で育まれ、さまざまな心情を纏って日本中で歌われてきた労働歌を中心に、行事歌や子守唄などを含めて13編をセレクト。それらに新たなアレンジで再び息を吹き込み、あだち麗三郎、伊賀航、歌島昌智、小林うてな、近藤達郎、チェ・ジェチョル、やぶくみこ、大熊ワタル、音無史哉、Altangerel Undarmaaといった音楽家と共に現代に蘇らせる。岩手の行事歌「あらぐれ」では、折坂悠太とのデュエットも披露。
今作では、寺尾紗穂がライブで全国を訪れる中で見つけた楽曲や、アートプロジェクトのリサーチで出会った楽曲がおさめられており、すでにライブでも聞き馴染みのある曲もちらほら。農作業の苦労や女工の弱い立場についてなど厳しい当時の状況が綴られながらも、音楽としてどこかユーモラスな趣があったり呪術的なリフレインがあったり、ゆえに歌という形で残ってきた逞しさと凛々しさをそれぞれの楽曲から感じ取ることができる。
『わたしの好きなわらべうた』(2016)、『わたしの好きなわらべうた2』(2020)に続く、寺尾紗穂がどうしても伝え残したい歌。働くことは身体を酷使する作業だったころ、その道連れのように寄り添った歌たちは、現代の生活とは遠く異なる環境で生まれたものばかりですが、日本独自のリズムの豊かさと旋律の美しさを連れ立って、時空を越えてこの作品で今の世代へと受け継がれていく。
■ゲスト参加ミュージシャン
あだち麗三郎/伊賀航/歌島昌智/大熊ワタル/音無史哉/折坂悠太/小林うてな/近藤達郎/チェ・ジェチョル/やぶくみこ/Altangerel Undarmaa
收錄內容
01. 佐津目銅山鉱夫
02. エンヤマッカゴエン
03. ずくぼじょ
04. ひとつとせ
05. あらぐれ
06. 浜子歌
07. 田うない
08. せっせ
09. 籠の鳥より
10. 宍粟の守子歌
11. 宿毛田植え歌
12. 月ぬかいしゃ
13. 板橋の棒うち歌
*線上獎金發放已結束。
好處
先到先得:寺尾紗穂による書き下ろしエッセイ
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◆◆搭配推薦◆◆
『北へ向かう』7inchアナログレコード
『わたしの好きなわらべうた2』アナログレコード
『寺尾紗穂 EARLY YEARS LP BOX 2006-2012』
参加アーティスト作品
標籤:J-Indies
掲載: 2025年05月14日 11:30