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『ルドルフ・フィルクスニー・エディション』(12枚組)~シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番とモーツァルト:デュポール変奏曲は初出!

フィルクスニー

没後30周年記念。偉大なチェコのピアニストの芸術性を称えるCD12枚組ボックス・セット



チェコのピアニスト、ルドルフ・フィルクスニー(1912-1994)がドイツ・グラモフォン、イギリスとアメリカのデッカ、そしてウェストミンスターに行った録音がまとめて発売されます。CD12枚組ボックス・セット。限定盤。フィルクスニーにとって重要なヤナーチェクのアルバムから未発表のシューベルトとモーツァルトのアルバムまで、1960年から1975年の間に録音されたものです。フィルクスニーが亡くなった日(1994年7月19日)から30年が経ちましたが、フィルクスニーの芸術性はそのレパートリーの中に今も息づいています。とりわけ彼が若い頃にプラハで知り合ったレオシュ・ヤナーチェクのピアノ作品で顕著です。フィルクスニーは1941年にアメリカ・デビューを果たしましたが、その時に演奏したのはレパートリーの定番ではなく、ドヴォルザークの忘れ去られたピアノ協奏曲でした。フィルクスニーはこの協奏曲を長いキャリアの中で6回録音しました。このセットでは、1963年にラースロー・ショモギーの指揮で録音されたものがリマスタリングされています。これは今もこの作品の重要な録音となっています。天才少女として有名になったウィーン出身のヴァイオリニスト、エリカ・モリーニとの4枚のアルバムには、ベートーヴェンの4つのソナタ、モーツァルト、ブラームス、フランクのソナタの不朽の優雅な録音が収められています。

おそらく最も貴重な録音は未発表のモーツァルトの『デュポン変奏曲』とシューベルトの最後のピアノ・ソナタ第21番D960です。これは1963年1月にアメリカ・デッカで録音されましたが、その後何らかの理由でお蔵入りしてしまっていました。この録音はフィルクスニーの絶頂期に行われたもので、彼の典型的なフレージングの自然な穏やかさが表現されています。

「注目すべき20世紀のチェコのピアニストの中で、フィルクスニーは間違いなく最も偉大だった」――タリー・ポッター(評論家)

「フィルクスニーは共演者たちの中で、最も感覚的で、超能力的でもある」――『ハイ・フィデリティ』誌

ジェド・ディストラーによる詳しいエッセー付き。オリジナル・ジャケット仕様。
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)

【曲目】
《CD 1*》
1-16) ムソルグスキー:展覧会の絵(オリジナル・ピアノ版)
ラヴェル:
17) 水の戯れ
18-19) 組曲『鏡』より(第4曲:道化師の朝の歌/第5曲:鐘の谷)
【録音】1960年11月、ハノーファー

《CD 2》
ブラームス:
1-3) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
4-6) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
【演奏】ピエール・フルニエ(チェロ)
【録音】1965年9月、ベルリン

《CD 3》
ヤナーチェク:
1) 主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
2-11)『草かげの小径にて』第1集
12-16)『草かげの小径にて』第2集
17) 思い出
【録音】1971年5月、ミュンヘン

《CD 4》
ヤナーチェク:
1-2) ピアノ・ソナタ『1905年10月1日、街頭から』(第1楽章:予感/第2楽章:死)
3-6) 霧の中で、7-10) コンチェルティーノ
11-14) カプリッチョ
【演奏】ラファエル・クーベリック(指揮)バイエルン放送交響楽団員(7-14)
【録音】1971年5月、ミュンヘン

《CD 5**》
1-3) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
【演奏】ウリ・セガル(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1973年1月、ロンドン

《CD 6**》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』
4-6) ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』
7-9) ピアノ・ソナタ第21番ハ短調Op.53『ワルトシュタイン』
【録音】1974年8月(1-6)、1975年6月(7-9)、ロンドン

《CD 7》
1-3) ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
【演奏】ラースロー・ショモギー(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
【録音】1963年6月、ウィーン

《CD 8》
1-4) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
5-7) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番変ホ長調K.481
【演奏】エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
【録音】1961年2月、ニューヨーク

《CD 9》
1-3) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第17番ハ長調K.296
4-6) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.2 No.3
【演奏】エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
【録音】1963年3月、ニューヨーク

《CD 10》
ベートーヴェン:
1-4) ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24『春』
5-8) ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30 No.2
【演奏】エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
【録音】1961年3月、ニューヨーク

《CD 11》
1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30 No.3
4-7) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
【演奏】エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
【録音】1962年6月、ニューヨーク

《CD 12***》
1-10) モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲K.573
11-14) シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
【録音】1963年1月、ニューヨーク

*世界初CD化
**DECCAによる世界初CD化
***初発売

【演奏】
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年06月04日 00:00