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ランドル・グーズビー(vn)ネゼ=セガン&フィラデルフィア管/ブルッフ&プライス:ヴァイオリン協奏曲

ランドル・グーズビー

若きアメリカ人ヴァイオリニスト、グーズビーがネゼ=セガンと録音した初の協奏曲集

アフリカ系アメリカ人の父と、日本で育った韓国人の母の間に1996年に生まれたヴァイオリニスト、ランドル・グーズビー。黒人クラシック作曲家を称えたデビュー・アルバム『ルーツ』(2021)に続くセカンド・アルバムは初の協奏曲アルバムです。採り上げたのはドイツ・ロマン派の作曲家マックス・ブルッフ(1838-1920)のヴァイオリン協奏曲とアメリカ初の黒人女性作曲家として知られるフローレンス・プライス(1887-1953)のヴァイオリン協奏曲第1番と第2番。プライスの交響曲第1番と第3番のアルバムでグラミー賞を受賞したヤニック・ネゼ=セガンとフィラデルフィア管弦楽団との共演です。コンサートのアンコールではグーズビーのトレードマークのようになっているプライスの『崇拝』も収録されています。

ランドルは7歳でヴァイオリンを始め、9歳でコンサート・デビュー、スフィンクス・コンクールで史上最年少の13歳で優勝しました。世界的ヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマンに師事しています。彼はまた、クラシック音楽における多様性の熱烈な提唱者であり、音楽教育にも熱心で、様々なプロジェクトにも取り組んでいます。

2022年、コンセルトヘボウ管弦楽団、アントワープ交響楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団と共演したグーズビー。また、フランス宮廷で一世を風靡した作曲家ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの生涯を描いた映画『Chevalier』にも演奏で参加しています。
(ユニバーサルミュージック)

【曲目】
1-3) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26(第1楽章:Allegro moderato/第2楽章:Adagio/第3楽章:Finale. Allegro energico)
フローレンス・プライス:
4) 崇拝(J.Grayによるヴァイオリンと管弦楽編曲)
5-7) ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調(第1楽章:Tempo moderato/第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro)
8) ヴァイオリン協奏曲第2番

【演奏】
ランドル・グーズビー(ヴァイオリン)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団

【録音】
2022年11月15日(1-3)、10月6-9日(4-8)、フィラデルフィア、キンメル・センター、ヴェライゾン・ホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年04月20日 00:00