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Brian Jones(ブライアン・ジョーンズ)|完全未発表7曲、初CD化16曲を収録!全ストーンズ・ファンに捧ぐ名演コンピレーションが登場

Brian Jones(ブライアン・ジョーンズ)

60年代に強烈なミュージシャンシップを発揮し、ミックとキースを導いてローリング・ストーンズを結成。黒人ブルースマン並みのドス黒いスライド・ギターとブルースハープは、当時のロンドン音楽シーンでは随一の凄腕。放浪の果て、20歳で4人の私生児の父、そのポップなルックス、数日であらゆる楽器をマスターするIQ135の天才。真のアンファン・テリブル~恐るべき子供たち~とはブライアン・ジョーンズそのものだ。

そんなブライアンが、ストーンズや他アーティストとの共演で、この世に残した名演を徹底的にコンパイルしたのが本作。公式版では聴けない貴重テイクばかりを、ほぼ年代順に全25曲。デビュー前のIBCデモと「カム・オン」ではギターは弾かずブルースハープに専念。マディ・ウォーターズの隣にリトル・ウォルター(harp)がいるように、デビュー時から既にブルースマンの立ち位置でストーンズに君臨。そんな強烈なハープが聴ける「マネー」、BBCでの「恋をしようよ」。「ノット・フェイド・アウェイ」は、ハープ2本奏法を編み出す前の初期バージョン。ピーター&ゴードンの「A Mess Of Blues」では全編ハープが響き渡る名演。

キースとブライアンが、高低を弾き分ける鮮やかなツインギターは、「Bright Lights, Big City」、「Hi-Heel Sneakers」の2曲はマストで、特に「19回目の神経衰弱」は公式には存在しない、くっきり分離したステレオミックスで、かつ別テイクというお宝音源。 おっと忘れるな、強烈なスライドギターが炸裂するのは、1964年の夢のチェス・スタジオ録音での「Down In The Bottom」や、BBCでの「I Can't Be Satisfied」はM・ウォーターズばりの名演!

初期は、実はキースよりもコーラスが多かったブライアンの、コーラス担当曲も「フォーチュンテラー(スタジオversion!)」、ギロ無しの「ポイズン・アイヴィ」に加え、ジャガー&リチャーズの初期作曲デモから未発表の「It Should Be You」も。ライヴ盤『ゴット・ライヴ~』に擬似ライヴとして収録された、「I've Been Loving You Too Long 」は、奇跡のスタジオ・バージョンで初のCD化! レアな「テル・ミー」誤出荷テイクや、ブライアン作と言われる「Kellogg's Rice Krispies」や、1967年のジミー・ペイジ参加の幻の映画「A Degree Of Murder」主題歌の収録は快挙!

シタール、ダルシマーが冴える中期の名曲の別バージョンや、リコーダーが美しい「ルビー・チューズデイ」、マリンバの「アンダー・マイ・サム」など、ブライアンの多様な名演が堪能できるコンピレーションです。

★詳細な全曲解説、日本語ライナーノーツ、8,800字
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ

国内盤CD


■収録曲
Come On(BBC 1963)
I Want To Be Loved(IBC Demo 1963)
Bright Lights, Big City(IBC Demo 1963)
Fortune Teller(Version 2)
Poison Ivy(Version 1)
Money
It Should Be You(Unreleased Demo 1963)
Tell Me(Early version 1963)
Not Fade Away(Early version)
Kellogg's Rice Krispies(Unreleased Jingle)
Down In The Bottom(Unreleased / Chess Studio 1964)
Hi-Heel Sneakers(Unreleased / Chess Studio 1964)
I Just Wanna Make Love To You
I Can't Be Satisfied
A Mess Of Blues(Peter & Gordon)
Little Red Rooster
I've Been Loving You Too Long(Studio version)
19th Nervous Breakdown(Alternate stereo)
Lady Jane
Paint It Black(Inst)
Under My Thumb
Ruby Tuesday (Inst)
A Degree Of Murder Theme(Unreleased / Movie soundtrack)
She's Doing Her Thing(Unreleased)
2000 Light Years From Home

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タグ : ロック復刻&発掘

掲載: 2021年05月18日 14:57