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セル&クリーヴランドの米Book-of-the-Month Club録音を初CD化!『忘れられた録音集』

セル/知られざる録音集

1950年代半ばのセル&クリーヴランドが残した知られざる音源、初CD化。
1曲除きCD初出、半数以上がステレオ!

このCDには、ジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団が1954年と55年にアメリカのBook-of-the-Month Clubのために行った録音が収められています。全収録曲のうち、ハイドンの主題による変奏曲を除くすべてが初CD化。録音時点で、セルがラインスドルフからクリーヴランド管を1946年に引き継いで8年余り経っており、後にセル自身が「自分の音楽的理念を完璧に表現できる黄金の楽器」と語ったその関係が、すでに盤石のものであったことがうかがわれます。
1954年のクリスマス・イヴに行われた録音はモノラルながら、伝説的ホルン奏者の一人マイロン・ブルームをフィーチャーしたリヒャルト・シュトラウスの「ティル」や、セルにとって唯一の録音であるバッハ「管弦楽組曲第3番」が聞きものです。当時のアメリカでは、現代オーケストラの機能と編成を活かしたゴージャスなサウンドによるバッハ演奏が主流だったようで、その中で厳格な古典主義者として知られたセルがどのようなバッハ解釈をしていたのか、セルのバッハはほとんど録音が無いだけに興味をそそられます。
1955年の録音は嬉しいことにかなり良好なステレオ。モーツァルトからストラヴィンスキーまで、セルが得意としたレパートリーで端正かつ引き締まった演奏を聴かせてくれます。ブックレット(英語)には、マスタリングを担当したラニ・スパールによる解説が13ページにわたって掲載されています。
*尚、音源は状態良好なLPから採られています。
(ナクソス・ジャパン)

【CD1】
1-5. J.S.バッハ(1685-1750): 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
6. スメタナ(1824-1884): 連作交響詩『わが祖国』から「モルダウ」
7. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
8-11. モーツァルト(1756-1791): 交響曲第39番 変ホ長調 K.543
【CD2】
1. ブラームス(1833-1897): 大学祝典序曲 Op. 80
2-11. ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a
12-15. シューマン(1810-1856): 交響曲第4番 ニ短調 Op. 120
16-22. ストラヴィンスキー(1882-1971): 火の鳥(1919年版)
【演奏】
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団
【録音】
 オハイオ州クリーヴランド、メイソニック・オーディトリアム
1954年12月24日(MONO)…CD1:1-7
1955年10月19-21日(STEREO)…CD1:8-11、CD2

CD2:2-11以外は初CD化

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年01月25日 14:00