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アラルコン&カペラ・メディテラネアによるドラーギの歌劇“エル・プロメテオ”補完蘇演録音!(2枚組)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年02月04日 00:00


[Cappella Mediterranea 公式チャンネルより]

ウィーンで活躍したイタリア人オペラ作曲家ドラーギ、幻のスペイン語オペラを補完蘇演!

イタリアのリミニに生まれ、当時オペラ歌手として特にカヴァッリ作品への出演で名を挙げたドラーギ。オペラの作曲家としても多くの作品を発表しましたが、今日ではほとんど上演されることはありません。
ドラーギはウィーンの皇室で本場イタリア出身の作曲家として活躍、彼をはじめとするイタリア人の圧倒的活躍ゆえにシュメルツァーらドイツ語話者らが最重要職を得られない時代が続いたほどでした。

ウィーンの図書館に残されている全3幕のオペラ『エル・プロメテオ(プロメテウス)』は、ハプスブルク家がオーストリアとスペインをともに治めた17世紀ならではの作。
第1幕、第2幕は現存するものの、第3幕については台本のみで楽譜は紛失していました。
この失われた第3幕をアラルコンが当時の音楽作りに合わせて大幅に補筆し蘇演した版が今回のCDに収められています。
ゼウスに逆らい人間に火を与えたため、罰として山の頂に磔にされるプロメテウス。生きながら鷲に内臓を啄まれるうえ、その内臓が毎日復活するのため苦痛が永遠に続くという、厳しい罰でした。

スペイン語で書かれた台本を意識して、カスタネットなどを導入し、アラルコンの得意とするスペインの色にすっかり染まった躍動的な音楽。
特にアラルコンが補筆し完成させた第3幕は、よく馴染む音楽づくりとなっているものの、さらに情熱を帯びた盛り上がりを聴かせてくれます。

トリュンピ、ブリデッリ、キサといった、ソロ・アルバムを制作するレベルの名歌手たちが揃い、丁々発止のやり取りを聴かせていることも大きな魅力です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
アントニオ・ドラーギ(1634-1700):歌劇《エル・プロメテオ(プロメテウス)》(1669年)
[レオナルド・ガルシア・アラルコン補筆版]

【演奏】
ファビオ・トリュンピ(テノール)…プロメテオ
スコット・コナー(バス)…ペーレウス
マリアーナ・フローレス(ソプラノ)…テティス
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(メゾ・ソプラノ)…ニセア
ボルハ・キサ(バリトン)…サティーロ
ザカリー・ワイルダー(テノール)…メルクリウス
アナ・キンタンス(ソプラノ)…ミネルヴァ
カミル・ベン・フサイン・ラシリ(バリトン)…ヘルクレス
ビクトル・トレス(バリトン)…ネレオ
アンナ・レインホルト(メゾ・ソプラノ)…パンドラ
アレハンドロ・メーラプフェル(バリトン)…ジュピター
ルシア・マルティン=カルトン(ソプラノ)…アラクネ

ナミュール室内合唱団
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(総指揮・第3幕補筆)

【録音】
2018年6月 ディジョン音楽堂、フランス