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リントゥ&フィンランド放送響がシベリウスの“交響曲「クレルヴォ」”を録音!(SACDハイブリッド)

クレルヴォ

ベルリン留学中のシベリウスが先輩カヤヌスの《アイノ交響曲》を聴いて、自らも愛国的な管弦楽曲を作曲しようと構想したのが1891年、シベリウス26歳の時のこと。すぐさまシベリウスはフィンランドの叙事詩「カレワラ」の中から「カレワラ」第35-36章の「クレルヴォ(クッレルヴォ)」のエピソードを選び、翌年、ソプラノとバリトン独唱、男声合唱を用いる壮大な作品を書き上げました。1892年4月のヘルシンキ初演は好評で彼は"フィンランドの国民的英雄"として讃えられましたが、作品の仕上がりに疑問を抱いたシベリウス自身は作品を撤回。その後、何回か部分的に演奏されるも忘れられてしまい、結局全曲が演奏されたのは1958年、シベリウスがこの世を去ったあとでした。

今回、このシベリウスの若き意欲作を指揮するのはハンヌ・リントゥ。彼は悲運の若者の物語を、フィンランド放送交響楽団と合唱団を巧みに操り豪快に描き出します。ドイツ・ロマン派の流れを汲む色彩豊かな響き、そして全編に溢れるシベリウスの愛国心を素晴らしい録音で存分にお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
シベリウス(1865-1957):交響曲「クレルヴォ」Op.7
1.第1楽章:導入部 Allegro moderato
2.第2楽章:クレルヴォの青春 Grave
3.第3楽章:クレルヴォとその妹 Allegro vivace
4.第4楽章:クレルヴォの出征 Alla marcia (Allegro molto) - Vivace - Presto
5.第5楽章:クレルヴォの死 Andante

【演奏】
ヨハンナ・ルサネン(ソプラノ)
ヴィッレ・ルサネン(バリトン)
エストニア国立男性合唱団
(合唱指揮…ミック・ユレオーヤ)
ポリテク合唱団
(合唱指揮…サーラ・アイタクンプ)

ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団

【録音》
2018年8月14-16日
ヘルシンキ・ミュージック・センター、フィンランド

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年09月18日 00:00