こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

「ニッポン放送開局65周年 伝説の名演シリーズ」より第1弾「田中希代子」4タイトル!

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年08月21日 00:00

田中希代子

ニッポン放送開局65周年記念
伝説の名演シリーズ開始


日本を代表するラジオ局ニッポン放送は1954年開局で、今年が65周年にあたります。開局以来クラシック音楽にも熱心で、1955年から2005年まで「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)を毎週放送、音楽ファンから支持を受けていました。既成のレコードを放送する番組ではなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったため、貴重音源が多数残されています。

それらを厳選のうえCD化するシリーズ開始となります。ほとんどが初めて日の目を見るどころか、存在さえ知られていなかったものばかり。今後、驚きのラインナップをご期待ください。

*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。


田中希代子幻の音源

田中希代子(1932-1996)は輝かしい栄光と壮絶なる悲劇のピアニスト。1950年18歳で敗戦国の焦土から単身欧州に渡りパリ音楽院に入学、5年後日本人として初めてショパン・コンクール入賞という快挙を成し遂げ、ヨーロッパで華々しい活躍をみせながらも12年後には膠原病という不治の病で演奏生命を絶たれてしまいました。その軌跡を紹介すべく、没後10周年記念CDとして2006年にキングレコードより発売された「田中希代子~東洋の奇蹟」は各方面で反響を呼びました。「戦後日本が生んだ最大の天才女性ピアニスト」とまで称賛された田中希代子の遺された数少ない音源を探し求める人は、いまも後を絶ちません。これまで世に出た演奏は「戦慄が走る」「異常な興奮が甦る」と多くの方々から絶賛の嵐で迎えられました。出つくしたと思われていた田中希代子の新たな音源が、ニッポン放送に残っていました。それも彼女がいちばん輝いていた1964年帰国時の公開録音で、他で聴くことのできないレパートリーが多いのも大歓迎。とんでもない幻の音源の出現と申せましょう。
(キングインターナショナル)

田中希代子

壮絶な「熱情」、狂気と沈潜の「クライスレリアーナ」。
凄すぎる田中希代子の芸術。

激しいパッションと力強い表現を魅力とした田中希代子にとり、ベート-ヴェンの「熱情ソナタ」はまさにうってつけの演目。明快な打鍵、物凄いエネルギーの放出による推進力に満ちた演奏で、聴き手を一瞬たりとも離さない魔力が独特。「クライスレリアーナ」も狂気と沈潜の振幅が極端なまでに大きく、誰にも真似の出来ないものとなっています。放送時間の都合で第3曲がカットされています。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
シューマン:クライスレリアーナOp.16(第3曲なし)
田中希代子(ピアノ)
収録:1964年12月7日/東京文化会館(ライヴ)、ステレオ

田中希代子

あのミケランジェリを感心させた田中希代子のショパン

田中希代子のショパンの「24の前奏曲」は、ポーランドで行なったコンサートのライヴがかつてリリースされていましたが、これは同年に東京で行なった初出ライヴ。こちらも得意曲だっただけに、その説得力と語り口の巧さに聴き惚れます。「幻想即興曲」のみ、2004年にリリースされたCD「新日鉄コンサートArchive」(PCCL-00585:廃盤)に収録されていました。

(1)ショパン:24の前奏曲Op.28
(2)同:ノクターンホ長調Op.62の2
(3)同:幻想即興曲Op.66

田中希代子(ピアノ)
収録:(1)(2)1964年、ステレオ、(3)1964年6月2日/都市センターホール(ライヴ)、ステレオ

田中希代子

超感動的な田中希代子、辛口のショパン

これは奇跡! 田中希代子の「葬送ソナタ」と「バラード第1番」の演奏が残っていました。これがどちらも凄まじいのひとことに尽きるもので、まさに「戦慄が走る」という表現がぴったり。緊張感とボルテージの高さはもちろんながら、静かに歌う部分の美しさも絶品。一転ハイドンの古典的な均整美からこぼれる音楽の愉悦感も最高です。

(1)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
(2)同:バラード第1番ト短調Op.23
(3)ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番変イ長調

田中希代子(ピアノ)
収録:(1)(3)1964年、ステレオ、(2)1964年6月22日/都市センターホール(ライヴ)、ステレオ

田中希代子

きらめくタッチ、田中希代子の生気あふれるスカルラッティ

田中希代子はスカルラッティを得意としていたとされますが、ついに実際の音で堪能できます。6篇が選ばれていますが、いずれも生き生きとした音楽作りが
輝く快演。どの曲にも大きな物語性を感じます。モーツァルトの「トルコ行進曲つきソナタ」は1960年にキングレコードのスタジオ録音がありますが、こちらは
その4年後のライヴ。端正ながら独自の歌い回しがさすがです。

(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲つき」
(2)スカルラッティ:ソナタヘ長調K.445(L.385)
(3)同:ソナタ変ホ長調K.193(L.142)
(4)同:ソナタ変ロ長調K.551(L.396)
(5)同:ソナタ変ロ長調K.544(L.497)
(6)同:ソナタト長調K.146(L.349)
(7)同:ソナタニ長調K.96(L.465)
+田中希代子の語り
田中希代子(ピアノ)

収録:1964年6月2日(1)、22日(2)-(7)/都市センターホール(ライヴ)、ステレオ