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藤崎真一がおすすめするハワイアン名盤セレクション

タグ : SHONAN HAWAIIAN BREEZE

掲載: 2019年06月06日 17:55

Hapa『Hapa』

サーファーからもフラダンサーからも愛され続けてきたウルトラ名盤。ハワイのロコ、ケリーと本土からやって来たバリーが意気投合して一気に作り上げた。大勢で踊る(3)“カ・ウルベヒ・オケカイ” ソロでしっとりとした振りに合う(5)“レイ・ピカケ”はフラ永遠の名曲。海へ向かう高揚感、帰りの心地良い疲労感をそのまま音楽にしたような10曲、そのどれもが聴き手の具体的なハワイのイメージだったり、想い出のシーンとリンクする映像的な一枚でもある。

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Israel Kamakawiwo'ole (Iz)『フェイシング・フューチャー 』

巨漢が故の美声。しかし巨漢が故の短命でもありました。このアルバムが出る前は兄弟でマカハ・サンズ・オブ・ニィハウとして活動しており、今現役。70年代、宮崎に営業に来てた頃もあったけど「ハワイアンらしくない」と言われ帰ったといいます。ウクレレ一本と美しい声で紡ぐ観光地から離れた田舎ハワイの生の音。 “癒し” とかって形容されるけど、ベースにあるのは彼らが憧れた“ギャビー・パヒヌイ”のルーズで骨太でどろっとしたハワイ以外のなにものでもない。

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Keali'i Reichel『カワイプナヘレ』

フラの指導者であるケアリィが、このデビュー盤を出すというのでハラウの生徒がクッキー焼いて売って資金を作った話が好き。まるで天国から時間をかけてゆっくりと響いてくるような優しくて深みのある声。ギターを何本も重ねて作り上げる丁寧な演奏も加わって、聴くものの疲れた心をときほぐします。この中の多くの曲が踊られ、フラダンサーには今も絶対的な支持されてきた人でもあります。ミュージアムのキュレイターの資格を持ちハワイ語を自由に使いこなせる彼の音楽は心地よさだけでなくハワイのすべてを伝えている。

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Na Palapalai『ザ・ベスト・オブ・ナー・パラパライ 』

クアナ、ケハウ、ケアオそれぞれソロで活躍していたファルセット自慢3人が集まったスーパートリオがナーパラパライ。トルネードのようにグングン空まで突き抜ける高くて力強いハーモニーが素晴らしい。スピーディーな曲に飢えていた若いダンサーに人気があって、特に“ヒロ・メドレー” はステージ栄えするカッコいい曲。一方バラードでは限りなく夜に近い夕暮れにそよぐ甘い風のような美メロに各人のボリュームあるボーカルが相まって聴き手をうっとりとさせる。このあとの彼らのフォロワーが多く輩出した。今はナ・ホク・アワードの常連ケアウホウなどはその最も成功した例かもしれない。

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Raiatea Helm『ハワイアン・ブロッサム』

ティーンエイジャーで華々しくデビューしてからスター街道まっしぐら!アイドルっぽいルックスと、力の抜けた可憐なファルセット。意外に上手いウクレレ。そして何よりキャッチ―な曲の良さ、効果的にスティール・ギターいれたりと考え抜かれたアレンジも完成度が高い。かつてのハワイアンになかったポップな要素を持ちこみすべてのダンサーとリスナーを虜にした人です。

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Weldon Kekauoha『カ・レフア・ラウ 』

ハワイアン・レゲエの老舗グループ、マナオ・カンパニーで活躍後、3枚目の本作で再ブレイク。きっかけは湘南のダンサーが(7)“カ・マカニ・カイリ・アロハ”を好んで踊るようになったから。ギター2本の丁寧な演奏で “愛をつかまえるという風”にまつわる曲なんですが、ウェルドンの素朴な人柄が滲み出たような歌にはどこか人をホッとさせるものがあります。週末の午後は早めの時間から、よく冷えたビールとこのアルバムでリラックスしてください。

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Kui Lee『ジ・エクストラオーディナリー・クイ・リー』

“I REMEMBER YOU”は名曲。ハワイアンのようでボサノバのようで、でもこのゆるりとした感覚と、独特な声はやっぱりハワイ。ハワイアン・ルネッサンス期に突然登場しながら、この1枚を残して星になった人です。心地いいんだけど、なんだかはかなくて、切ない気分になるのは、ハワイという場所が、どこかはかなくて、そして切ない場所だからでしょうか。

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Cecilio & Kapono『ナイト・ミュージック 』

‘77年に出たこのアルバムを聴いて心地よい衝撃を受けてしまった人は、今も海の側で暮らしたり、波乗りを続けていたり、フラやってたり、ウクレレ習ったりと海を感じる生活をしているんでしょうね。 二人の陽に焼けたようなかすれた声とロスの超一流ミュージシャンが作り出す完璧な演奏。30年経った今も色あせることない切ないナンバーの連続が、鈍くなってしまった感性をピピッと刺激してくれるはず。

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Olomana『オロマナ<生産限定盤> 』

オロマナは70年代のバンド。ギャビー・パヒヌイの活躍後たくさん出てきた“伝統のハワイ音楽と若い自分達のアイデンティティー”をうまくブレンドしたグループのひとつ。 しとしとと降る雨の音を窓辺に感じながら、“夕方には晴れるはず、そのあともしかしたら虹が出そう” そんなことを思って静かに過ごす午前中に合いそうです。絡み合う二本のアコースティック・ギターのオーガニックな香りがたまりません。

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Kuana Torres Kahele『Kaunaloa』

ナー・パラパライのアルバムに必ず1,2曲入っていたバラードやゴスペルっぽい曲が良くて、よく聴くとこのクアナの声でした。グループの時のようにファルセットで歌う曲も良いけれど、ギター1本と地声でのびのびと歌う曲が多く、シンガーソングライターとしての彼を打ち出しています。このアルバムにはハワイの大自然と、そこに生きる自分を重ねるリアルなハワイ産音楽をずしんと感じます。

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Na Leo Pilimehana『ビューティフル・デイ 』

ハイスクールの同級3人組ナレオ、今回はハワイっぽさと本土西海岸っぽさが上手く溶け合って心地よさだけでなく、真剣に何かを訴えるようなシリアスな雰囲気の曲もある意欲作。「グッド・シング」はミディアム調の少しだけ90年代の香りのするかわいい曲。続いて、人生を山登りに例えたように聴こえる「アップ・トゥー・ザ・マウンテン」の切々と訴える。ウクレレ2本の演奏かわいいタイトル曲「ビューティフル・デイ」。ビージーズの「愛はきらめきの中に」のカヴァーや、雨の日に聴いたら泣けてきそうな「ホワット・ザ・ワールド・ニーズ~」も心に残ります。

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Greenwood (Hawaii)『Lost in Paradise』

とにかく山下達郎の(1)スパークルのカバーが凄まじいです。ジャンクフジヤマでもここまではムリ。真夏の強い日差しと疾走感、誰よりもタツローを愛してきた日系バンドまさに入魂の演奏が聴けます。その他ディスコやファンク、AORなど彼たちが好きなグルーブを好きなようにやったのが良かった。同時に昼間は別の仕事、夜はホテルのラウンジで観光客相手に5,6ステージはこなしていた彼らの生き様を垣間見た気がしました。

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■藤崎真一(Shinichi Fujisaki)
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1980年代にタワーレコード株式会社入社。現在はフリーのミュージック・ライターとして『素敵なフラスタイル』およびフラスタイルWEBにて連載中。そのほか、CDの企画や選曲など、ハワイアンの素晴らしさを広めるべく活動中。『Ahola! ハワイアンCD132選』が発売中。



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