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NHKレジェンド・シリーズ5~初出!カラヤン&ベルリン・フィル1966年来日公演3タイトル

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年04月01日 15:00

ヘルベルト・フォン・カラヤン

NHKが収録した超大物来日演奏会ライヴ第5弾は、カラヤンとベルリン・フィル2回目1966年の来日公演が日の目を見ます。戦後21年、東京オリンピックの2年後ですが、日本のクラシック音楽ファンの間で大騒ぎとなり、高額なチケットを求める徹夜の長蛇の列がニュースとなりました。かくも当時の日本人を夢中にさせた幻の公演を初めてCD化。第1 回発売は5夜連続で行なわれたベートーヴェンの交響曲全集、話題を集めたブルックナーの交響曲第8番、東京のみならず大阪でも話題となったフェスティバルホールのライヴ3点の登場となります。ご期待ください。
*古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。
(キングインターナショナル)

 

1966年4月から5月、カラヤン&ベルリン・フィルが9年ぶり2度目(カラヤンは4度目)の来日をし、全国11か所18回のコンサートを開いたとき、日本での同コンビの人気は頂点に達していました。前売り券を買うのに4日かがりの徹夜行列が生まれたという異常人気は一般誌でも話題となる社会現象となり、「サンデー毎日」1966年5月1日号は眼をつぶって指揮をするカラヤンを表紙に「カラヤン指揮“にっぽん狂騒曲”」という特集記事を組んだほどでした。その記事を引用しますと…

「東京、大阪などの大きなレコード楽器店でもショーウィンドウに大きなカラヤンの飾りつけをしたり、店内に“カラヤン・コーナー”をつくったりして、販売合戦に拍車をかけている。そしてこれらの売り込みがまたブームにのって大当たりに当たっている。」

そして東京・銀座のレコード店の次のような話を紹介しています。

「カラヤンのレコードはふだんでも人気株の最たるもので、つねにクラシック・レコードの全売り上げの一割から二割を占めているんですが、ここへきて売り上げがきわだって伸びてきましたね。来日以来のカラヤン・ブームにのったのでしょうか。とにかくここ数日、一日のクラシックの売り上げの四割までがカラヤンのレコードなんですから。こんなことはこれまでになかったことです。」

また、来日公演の模様はNHKからテレビ、AMラジオ、FM放送の3つの電波にのせて全国に放送されたので、実際にコンサートを聴いた人以外もレコードを買いに走ったことと思われます。

この時、FM放送の解説を担当したのは作曲家の柴田南雄氏でした。柴田氏は「私のレコード談話室」(朝日新聞社刊)で次のように書いています。

「わたくしは1966年の来日時にFMのナマ放送の解説を担当させられた関係で、一部のリハーサルを含めて全九曲をつぶさにきいたが、あの当時のカラヤンは、メンバーの名人芸の上に展開される即興演奏が面白くてたまらぬ、といった風情であった。リハーサルよりもテンポの速かった『第四』のフィナーレ(あのファゴットの名技性)や『第七』のフィナーレ(弦の合奏力)、ミュンヘンから来て臨時に加わっていたアメリカ人のエキストラのホルン奏者に重要なパートを吹かせて楽しんでいるかにみえたカラヤン。(略)ともかく、1966年の東京文化会館で、これがある意味ではベートーヴェン交響曲のスコアの示し得る極限の姿ではないか、と感ぜしめた(後略)」

こうした文章で読むだけで実際に聴くことができなかったカラヤン&ベルリン・フィル絶頂期の1966年来日公演がNHKに保管されていたステレオテープから遂に初CD化される訳です!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

カラヤンのベートーヴェン交響曲全集

ものすごい気力と充実感。
カラヤン入魂のベートーヴェン交響曲連続コンサート

KKC2176/80(5CD)
STEREO
日本語帯・解説付

カラヤンとベルリン・フィルは1966年4月12日から16日にわたりベートーヴェンの交響曲の全曲コンサートを行いました。毎日のプログラミングはカラヤン自身が熟考し、最大の効果があがるように工夫されています。また最初に「コリオラン」、最後の第9の前に「レオノーレ第3番」という序曲を配し、すべてがメインの第9へ向かうように設計されています。これについては連日会場で聴き詳しくレポートし、カラヤンの意図を分析した柴田南雄氏渾身の名解説をブックレットに全文掲載しているのも無上の価値ありと申せましょう。

序曲「コリオラン」以外は初出。カラヤンとベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集といえば、1961-2年、1975-77年、1982-84年録音のDG盤が有名ですが、まだ若さあふれる1966年のステレオ・ライヴが加わったことはまさに奇跡でファン狂喜。この来日公演は「ベートーヴェンの全交響曲を連日演奏する」というカラヤンのからの条件付で実現したと言われ、それほど彼がベートーヴェンにこだわったことが伝わってきます。当時、この一連の公演のチケットは高額ながら入手困難で、徹夜で求めるファンが社会現象としてニュースになりました。それほどまでに日本のクラシック・ファンを夢中にさせた日本クラシック音楽史に残る重要な記録、ぜひお楽しみください。
(キングインターナショナル)

ベートーヴェン交響曲全曲連続演奏会

Disc1(第1夜1966年4月12日・東京文化会館ライヴ)
序曲「コリオラン」Op.62
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
Disc2(第2夜1966年4月13日・東京文化会館ライヴ)
交響曲第4番変ロ長調Op.60
交響曲第7番イ長調Op.92
Disc3(第3夜1966年4月14日・東京文化会館ライヴ)
交響曲第1番ハ長調Op.21
交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
Disc4(第4夜1966年4月15日・東京文化会館ライヴ)
交響曲第2番ニ長調Op.36
交響曲第8番ヘ長調Op.93
レオノーレ序曲第3番Op.72b
Disc5(第5夜1966年4月16日・東京文化会館ライヴ)
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、長野羊奈子(メゾソプラノ)、ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、
東京放送合唱団、東京混声合唱団、二期会合唱団、日本合唱協会、藤原歌劇団合唱部(合唱指揮:外山雄三)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィル

カラヤンのブルックナー交響曲第8番

ものすごい充実度と感動、
カラヤン& ベルリン・フィル1966年のブルックナー

KKC2181/2(2CD)
STEREO
日本語帯・解説付

カラヤンとベルリン・フィル1966年来日公演のうち、ベートーヴェンの交響曲全曲シリーズとならんでクラシック・ファンの関心を集めたのがブルックナーの交響曲第8 番。まだ日本でブルックナー・ブームが起こる以前でしたが、聴衆の強い集中力と熱気が伝わる壮絶なライヴで、ベートーヴェンがカラヤンとベルリン・フィル芸術の精神的な骨格を示してくれたとすれば、ブルックナーは血と肉づけを体験させてくれたと評されました。シンフォニックな充実度も満点で、終演後の熱狂ぶりが当時の日本の音楽ファンの真摯さとして伝わります。
(キングインターナショナル)

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィル
録音:1966年5月2日/東京文化会館(ライヴ)

カラヤンのブラームス交響曲第1番

語り草となったカラヤン&ベルリン・フィル大阪公演のブラームス1番が
ついに日の目を見た!

KKC2183(CD)
STEREO
日本語帯・解説付

カラヤンとベルリン・フィルは1966 年の来日ツアー中4月2 日に、第9回大阪国際フェスティバルへ参加公演しました。その際のブラームスの交響曲第1 番がたいへんな名演で、関西の音楽ファンの心を掴んだことが今日でも語り草となっています。何とそれを音で聴くことが実現します。カラヤンならではの演出の巧みさで、彼の世界へ引きずり込まれてしまいます。当日の演奏会ではカラヤン十八番のリヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」も披露され、その名人芸でオーケストラの醍醐味を存分に味わせてくれます。
(キングインターナショナル)

リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィル
録音::1966年4月22日/大阪フェスティバルホール(ライヴ)