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フランシス・ベベイの再来!Jacob Mafuleni(ジェイコブ・マフレニ) & Gary Gritness(ゲイリー・グリットネス)『Batanidzo』

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2018年11月16日 18:03

Jacob Mafuleni(ジェイコブ・マフレニ) & Gary Gritness(ゲイリー・グリットネス)『Batanidzo』

ジンバブエの親指ピアノ奏者と、デイムファンクとのコラボでも知られるフランスの奇才クラブ系プロデューサーによる共作アルバムが、移り行くサハラ以南のアフリカの「いま」を記録する注目の新興レーベル「ニャミ・ニャミ」から登場!

ジェイコブ・マフレニはジンバブエの首都ハラレを拠点とするショナ族のムビラ(親指ピアノ)奏者。世界的に活躍しながら13年に早逝した同郷のミュージシャン、チウォニーソのバックでも演奏していた(彼女の遺作のレコーディングにも参加)という経歴の持ち主です。

ゲイリー・グリットネスはデイムファンクともコラボ経験があり、モリス・モブレーやスリック・ティムなど、いくつもの名義を使い分けながら00年代の半ばから多彩な音を作り続けてきたフレンチ・クラブ・シーンのベテランです。国籍もジャンルも全く違うふたりに、ジェイコブの奥方であるシンガー/パーカッション奏者のマーサ・トムを加えたコラボ・プロジェクトの初アルバム『Batanidzo』が、フランスの新興レーベル「ニャミ・ニャミ」からリリースに。

ジェイコブとゲイリーは2015年に初めてコラボし、それを『Atuka Mhondoro 808』としてシングル・リリース。この曲はコンピ『Good Mellows For Sunlight Breezin'』にも収録されるなどクロスオーバーなヒットを記録。両者は翌16年にパリで開催されたレッドブルのミュージック・フェスティバルで再びコラボを行い、それを『Batanidzo』へと結実させました。

ショナの言葉で「緑色のミツバチ」を意味するという本作『Batanidzo』において、両者は、グレート・ジンバブエの偉大な音楽遺産ムビラと現在進行形クラブ・サウンドの異種格闘にトライ。500年以上の歴史を持つ伝統的なジンバブエの音色を、ハウスやジューク、ドラムンベースなどの反復するビートとシンセで拡幅して、リスナーを新たな音世界へと誘い出します。涼し気なムビラの響きとチープなリズムマシンの組み合わせは、シンプルですがいつまでも身を委ねていたくなるような不思議なムードを醸し出しております。

エキゾ、ハウス、クラブジャズ、ニューエイジ…さまざまなシーンにフィットしそうなタイムレスな音色を満載。

ニャミ・ニャミは、移り行くサハラ以南のアフリカの「いま」を記録することを目的として、フランスのクラブジャズ・シーンのフィクサー、アントワーヌ・ラジョンが2015年に立ち上げた新しいレーベル。アントワーヌはこれまで、バイアード・ランカスターやダグ・ハモンドをはじめとしたフィリー・ジャズの大御所たちの新作をプロデュースしたり、ドン・チェリーやジェフ・ギルソンのレア盤を再発したり、アンソニー・ジョセフ、ヴォードゥー・ゲームやBCUCなどの新人を発掘したり、様々なかたちでフランス音楽界の活性化に尽力してきたシーンのキーマン。本作は、そんなアントワーヌの最新仕事としても要注目の一枚です。

 

【収録曲】
1. Mayarira
2. Mweya We Chikoni
3. Zvichapera
4. Mukuru
5. Mugariro
6. Nyama Iekougotcha