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ロシア出身の名指揮者クルツの1962年N響客演時のライヴが一挙3タイトルCD化!

クルツ&N響


グラズノフとニキシュに師事
伝説的ダンサーのダンカン、パヴロワ、マシーンと共演した名指揮者
エフレム・クルツの1962年来日録音!

 

エフレム・クルツ(1900~1995)はロシア出身。生地サンクトペテルブルクでグラズノフとN.チェレプニンに学び、革命後はリガ、ベルリン、ライプツィヒで研鑽を積みました。ライプツィヒでは大指揮者アルトゥール・ニキシュ(1855~1922)に師事しています。

1921年にはニキシュの代役で、モダンダンスの祖と言われるイサドラ・ダンカン(1877~1927)の舞踊発表会で指揮者デビューし、一躍名声を得ました。1924年から1933年にシュトゥットガルト・フィルの指揮者を務め、その間の1928年から1931年まで伝説的なバレリーナ、アンナ・パヴロワ(1881~1931)のバレエ団の指揮者を兼任しました。1933年から1942年まではレオニード・マシーン(1896~1979)が率いたバレエ・リュス・ド・モンテカルロの指揮者として活躍。1938年にはロザンタール編曲のバレエ《パリの喜び》の初演の指揮を担当しました。

その後はバレエ団での指揮から離れ、カンザス・シティ・フィル、ヒューストン響、ロイヤル・リヴァプール・フィルの音楽監督を歴任し、同時にレコード録音や映画音楽の録音、世界各国のオーケストラへの客演指揮を行いました。

日本へは1962年にNHK交響楽団に、1967年には日本フィルと京都市交響楽団に、1977年には読売日本交響楽団に客演しています。

今回一挙に3タイトル初発売される1962年、NHK交響楽団への客演時の録音は、彼の得意としたロシア音楽を中心としたもので、彼の商業録音には無いショスタコーヴィチやチャイコフスキーの交響曲も含まれていて、実に興味深い内容となっています。
(タワーレコード)

クルツ&N響

華やかな舞台を彷彿させるクルツのロシア・バレエ作品

ここではクルツ十八番のロシア・バレエ及び劇音楽の小品を聴かせてくれます。いずれも華やかな舞台を彷彿させ、フィギュア・スケートでもお馴染みのハチャトゥリヤンの「仮面舞踏会」のワルツもロシアならではの濃厚な歌い回しが絶品。運動会の定番音楽「ギャロップ」を含むカバレフスキーの「道化師」も貴重。バーバーの名作「弦楽のためのアダージョ」も、クルツの手にかかるとまるでチャイコフスキーのようになるのに驚かされます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)カバレフスキー:組曲「道化師」(全10曲)
(2)チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より5曲
(3)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
(4)ハチャトゥリヤン:バレエ組曲「ガイーヌ」~ばらの乙女の踊り/子守歌/剣の舞
(5)同:付随音楽「仮面舞踏会」~ワルツ
(6)プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」~スケルツォ/行進曲
(7)バーバー:弦楽のためのアダージョ

【演奏】
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団

【録音】
1962年5月5日(1)(2)、5月26日(3)(4)(5)/旧NHKホール(公開収録)、
6月7日(6)(7)/東京厚生年金会館(公開収録)、以上モノラル

クルツ&N響

あのクルツがショスタコーヴィチの交響曲を振っていた!

エフレム・クルツ(1900-1995)はペテルブルグ音楽院でグラズノフに師事しているので、ショスタコーヴィチの兄弟子にあたります。同じ時代の空気を吸ったクルツのショスタコーヴィチは、さすがの説得力にあふれています。ことに名作第5番は他に録音がなく貴重。第9番は1949年のニューヨーク・フィルとの録音がありますが、こちらの方が新しくクルツの解釈が堪能できます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第5番ニ短調Op.47
(2)交響曲第9番変ホ長調Op.70

【演奏】
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団

【録音】
1962年4月14日/旧NHKホール(1)、
5月15-17日/東京文化会館(2)(ライヴ)(以上、モノラル)

クルツ&N響

N響が燃えた!クルツ爆演のチャイコフスキー

エフレム・クルツのチャイコフスキーといえばバレエ音楽の名盤が有名ですが、交響曲はあまり聴く機会がありませんでした。クルツがN響と共演したチャイコフスキーの交響曲第4番が日の目を見ます。クルツは同年代ロシアのムラヴィンスキーやアノーソフと共通する大きさと推進力に満ち、ロシアならではのチャイコフスキーを聴かせてくれます。「ロミオとジュリエット」の歌い回しも最高です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)幻想序曲「ロミオとジュリエット」

【演奏】
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団

【録音】
1962年5月21日(1)/杉並公会堂、
6月7日(2)/東京厚生年金会館(公開収録)(以上、モノラル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年01月17日 00:00