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VINTAGE COLLECTION+plus特別編~没後20年企画 武満徹とその時代(3タイトル)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : タワー限定

掲載: 2016年04月21日 16:00

更新: 2016年05月25日 00:00

VINTAGE COLLECTION+plus特別編~没後20年企画 武満徹とその時代(3タイトル)

DG、DECCA、PHILIPS音源を使用。一部、世界初CD化音源あり
2016/5/25(水)リリース 3タイトル
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:ユニバーサル ミュージック合同会社

 

ユニバーサルミュージックのご協力による『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション+plus”』特別編としまして、2016年に没後20年を迎えた、武満徹とその時代を含めた3枚のアルバムを復刻いたします。
1996年2月に武満徹が亡くなってから、はや20年が経ちました。その間のクラシック音楽はもちろん進歩・進化し続けておりますが、この節目に、武満自身の主要作品を振り返ると同時に、その時代の日本人作曲家の作品を含む同時代の作曲家達の作品にも触れておかねばなりません。今、この時代だからこそ、武満の作品は時間軸で、今回発売しますもうひとつの重要な復刻である「21世紀へのメッセージ」と、3つめの「Insomania」は横軸で検証したいものです。この全4作に収められている、当時の新作委嘱作品(武満は新作が叶いませんでしたが)は歴史の貴重なモニュメントです。そして、珍しいアルバムであるクレーメルと吉野直子の東京での録音を収録したアルバムもまた、1996年に演奏されていました。
武満作品や同時代の作曲家の作品を含むこの盤は初出時以来の再発となりますが、そこに込められているメッセージを紐解くのもまた、今は必要かと思います。今回発売いたします3作は、どれもが重要な時代の証言です。
最後に岩城宏之の存在を忘れるわけにはいきません。2016年は没後10年となります。岩城の存在が武満を支え、日本の現代音楽も支えていたという事実を、ここで再確認したいと思います。

~『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション・プラス”』(TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION +plus)では、これまでのコンセプトを踏襲しつつも、デザインを一新し、オリジナル重視(アートワーク使用の増加、古いマスター音源はできる限り新規に)の姿勢はそのままに、音質の向上(ルビジウム・クロック・カッティングによるハイ・クオリティ・サウンド*を採用)と価格の見直しを行っております。セットものはこれまでよりお求め安い価格設定としました。
(*ルビジウム・クロックは人口衛星や超高精度レーザーなどに採用されており、従来のデジタル・オーディオに使用されていた水晶発振の1万倍の精度を誇ります。これをデジタル・プロセスに使用することにより、従来のCDでは得られなかった鮮明、且つ自然な音を実現するものです。)

*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

武満徹の軌跡~名作セレクション1957~1995/小澤征爾、サイトウ・キネン・オーケストラ、ボストン交響楽団、オーレル・ニコレ、他

武満徹の軌跡~名作セレクション1957~1995(品番:PROC-1945)

没後20年を迎えた、武満徹の軌跡を2枚のCDで辿る、名作選。作曲年代順に主要作品を収録。
2016 年に没後20 年を迎えた武満徹の偉大な軌跡を、作曲年代順に収録した2枚組のアルバムとして今回発売いたします。14作品の収録曲は今回の発売のために新規で編成しました。来日していたストラヴィンスキーに見出され、「弦楽のためのレクイエム」が世界で評価を得たのが1959年でした。
このアルバムでは1957年作曲の「弦楽のためのレクイエム」から始まり、代表曲である「ノヴェンバー・ステップス」(この2曲は小澤&サイトウ・キネン・オーケストラによる演奏)、今回世界初CD化となる珍しい音源「ガーデン・レイン」や「イエスタデイ」のギター編曲を経て、最後は遺作となった1995年の「エア」まで、全14 曲を収録しました。世界の「タケミツ」と言われた武満徹の主な作品を辿ることができます。解説書には新規で序文解説と、各曲の解説を収納しました。

※新規編成盤
※各曲解説付
※解説:松浦一生(序文解説)、渡辺謙太郎氏、解説書合計6ページ

【収録内容】
武満 徹(1930-1996):
<DISC1>
1.弦楽のためのレクイエム(1957)
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)
[録音:1991年9月18~20日 オランダ、ネイメーヘン]
2.ピアノ・ディスタンス(1961)
 ロジャー・ウッドワード(ピアノ)
[録音:1973年5月3,4日 ハンプステッド、デッカ第3スタジオ]
3.ノヴェンバー・ステップス(尺八、琵琶とオーケストラのための)(1967)
 横山勝也(尺八)
 鶴田錦史(琵琶)
 サイトウ・キネン・オーケストラ
 小澤征爾(指揮)
[録音:1989年9月15日 ベルリン、イエス・キリスト教会]
4.四季(1970)
 ツトム・ヤマシタ(打楽器)
[録音:1971年11月 ハンプステッド、デッカ第3スタジオ]
5.ガーデン・レイン(編曲:エルガー・ハワース)(1974)〈世界初CD化〉
 グライム・ソープ・コリアリー・バンド
 エルガー・ハワース(指揮)
[録音:1976年6月 ハダースフィールド、タウンホール]
<DISC2>
6.カトレーン(1975)
 アンサンブル・タッシ
 ボストン交響楽団
 小澤征爾(指揮)
[録音:1977年3月 ボストン、シンフォニーホール]
7.鳥は星形の庭に降りる(1977)
 ボストン交響楽団
 小澤征爾(指揮)
[録音:1978年12月 ボストン、シンフォニーホール]
8.イエスタデイ(編曲:武満徹)(1977)
 イェラン・セルシェル(ギター)
[録音:1994年11月 ノイシュタット、聖オスダク教会]
9.全ては薄明の中で(ギターのための4つの小品)(1987)
 エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)
[録音:1990年11月 スイス、ブルーメンシュタイン教会]
10.そして、それが風であることを知った(フルートとヴィオラ、ハープのための)(1992)
 オーレル・ニコレ(フルート)
 今井信子(ヴィオラ)
 吉野直子(ハープ)
[録音:1993年2月 スイス、ラ・ショー=ド=フォン]
11.径(ヴィトルド・ルトスワフスキの追憶に)(1994)
 ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)
[録音:1994年9月 スイス、ラ・ショー=ド=フォン]
12.エア(フルートのための)(1995)
 オーレル・ニコレ(フルート)
[録音:1996年4月12日 ユトレヒト、アウドカトリック教会マリア・ミノール]
【原盤】
Deutsche Grammophon、Decca、Philips

21世紀へのメッセージVol.1~Vol.4 / 岩城宏之、オーケストラ・アンサンブル金沢、木村かをり、工藤重典、クリスティアン・リンドバーグ、他

21世紀へのメッセージ Vol.1~Vol.4(品番:PROC-1947)

武満を含む、当時の画期的な日本人作曲家企画である委嘱新作シリーズを初集成!
初出時以来の復刻!解説も充実。
これらのアルバムは、「21世紀へのメッセージ」というプロジェクトの元、1993年から毎年1作のアルバムを製作し、全4作を完成させたものです。当時は1作ずつ毎年発売されていました。岩城宏之を総合プロデューサーに配し、武田明倫氏による企画監修のもとで、オーケストラ・アンサンブル金沢が日本の各作曲家に作曲を委嘱するという形式で進められた、今となっては夢のようなプロジェクトです。それぞれ初演直後にCDにして発売するということ自体が前代未聞であり、これらは各所の協力と何と言っても岩城本人による並々ならぬ意欲、そして使命感によって遂行された企画でした。1993年にスタートした当初から、最後のVol.4には、武満徹による新作含む室内オーケストラ作品集とすることが発表されていましたが、4年目である1996年2月に武満が亡くなったことにより、Vol.4へ新作を収録することは叶わぬこととなってしまいました。実際、1996年はオーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・イン・レジデンスに武満が予定されており、本人も了承していたようです。そのかわりに、Vol.4に収められている「ファンタズマ/カントスⅡ」が世界初出として収録されました。
今回の復刻では、新譜として発売以来初めての復刻であり、さらに全4作を初セット化しました。それぞれが今ではかなりの貴重盤として市場にはあまり出回っていないことに加え、かなりのボリュームである各盤の解説文を完全収録した点も見逃せない点です。このVol.4が岩城とオーケストラ・アンサンブル金沢による武満への追悼盤となったばかりでなく、当時の日本人作曲家の素晴らしさを世界に発信する重要なアルバムとして、現在でも価値を失っておりません。2016年、武満徹没後20年、岩城宏之没後10年の節目として、このセットほど企画に相応しい盤はないでしょう。各盤の解説には、当時の武田氏による寄稿文が冒頭に掲載されています。プロジェクト概要と目的を含め、今さらながら当時の意気込みと内容に驚くばかりです。

※初セット化。初出時以来の再発
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書にも一部使用)
※初出時の各解説書を復刻
※解説書合計44ページ

【収録曲】
<DISC1>~Vol.1
1.高橋悠治:鳥も使いか-三絃弾き語りを含む合奏(1993)
2.一柳慧:室内交響曲 第2 番「アンダーカレント」(1993)
3.新実徳英:生命連鎖-室内オーケストラのための(1993)
4.西村朗:鳥のヘテロフォニー(1993)
<DISC2>~Vol.2
5.藤家渓子:思い出す ひとびとのしぐさを-室内オーケストラのための(1994)
6.湯浅譲二:ピアノ・コンチェルティーノ(1994)
7.田中カレン:ウェーヴ・メカニクス-20人の奏者のための(1994)
8.猿谷紀郎:透空の蔦(1994)
<DISC3>~Vol.3
9.野平一郎:室内協奏曲 第1 番(1995)
10.金子仁美:フルート協奏曲(1995)
11.近藤譲:岬へ(1995)
12.細川俊夫:庭の歌I-室内オーケストラと弦楽(任意)のための(1995)
<DISC4>~Vol.4 武満徹
13.弦楽のためのレクイエム(1957)
14.地平線のドーリア(1966)
15.ノスタルジア-アンドレイ・タルコフスキーの追憶に-(1987)
16.ファンタズマ/カントスII(1994)
17.ハウ・スロー・ザ・ウィンド(1991)
【演奏】
高田和子(三絃弾き語り)(1)
木村かをり(ピアノ)(6,9)
工藤重典(フルート)(10)
堀 正文(ヴァイオリン)(15)、
クリスティアン・リンドバーグ(トロンボーン)(16)
オーケストラ・アンサンブル金沢
岩城宏之(指揮)
【録音】
1993年9月(Vol.1)
1994年8月,10月(Vol.2)
1995年10月(Vol. 3)
富山県小杉町文化ホール(ラポール)
1996年9月 石川県根上町総合文化会館、音楽ホール(タント)(Vol. 4)
【原盤】
Deutsche Grammophon

Insomnia(眠れない夜)/ギドン・クレーメル、吉野直子

Insomnia(眠れない夜)(品番:PROC-1951)

武満を始め、同時代の作曲家の小品が躍動する、クレーメルと吉野直子の貴重な共演盤。初出時以来の再発。武満が亡くなった1996年の録音。
初出当時話題となった、珍しい組み合わせであるクレーメルと吉野直子とのデュオ・アルバムを、2016年の武満徹没後20年企画の一環として再発。
このアルバムで取り上げられている武満作品は編曲含め2曲ではありますが、「武満徹とその時代」というテーマの元での今回の一連の復刻には相応しいアルバムと言えます。彼らのプログラミングは、武満徹と彼らが生きた時代の作品として、この時のコンサート内容は今となっては貴重な資料とも言えます。サティ以外は20 世紀の作品となっており、中には宮城道雄やニーノ・ロータといった親しみやすい曲もある一方で、このアルバムのタイトルにもなっている高橋悠治の「Insomania (眠れない夜)」は、二人のために書かれた新作でした。吉野による箜篌の素朴な響きと、クレーメルの滑らかなヴァイオリンの妙が、アルバム全体に魅力的に作用していることに気付くでしょう。このアルバムが初出時以来再発されていなかったことは不思議ですが、今回、武満徹という存在を通して、このアルバムを軸にその時代を振り返るという主眼での復刻となります。ここに収録されている演奏会は、まさに武満が亡くなった年である1996 年に収録されたものです。解説は初出時のものに新たに序文解説を加えました。現在の観点から見たこのアルバムを、序文解説では紹介してあります。

※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※初出時の解説書を復刻(序文解説以外)
※解説:松浦一生(序文解説)、柿沼敏江氏、高橋悠治氏、解説書合計9ページ

【収録曲】
1.宮城道雄:春の海
2.カイヤ・サーリアホ:ノクターン~ルトスワフスキの思い出に
3.武満徹:スタンザⅡ-ハープとテープのための
4.高橋 悠治:Insomania(眠れない夜)
5.エリック・サティ(編曲:武満徹):劇音楽「星たちの息子」から第1幕への前奏曲“天職”
6.ジャン・フランセ:5つの小さな二重奏曲
7.R.シュトラウス:ダフネ練習曲
8.ジョン・ケージ:6つのメロディ
9.アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡
10.ニーノ・ロータ:ゴッドファーザー
11.アルフレート・シュニトケ:「古い様式による組曲」から“パントマイム”
【演奏】
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(1,2,4~9,11)
吉野直子(ハープ:1,3,5,6,8~11、箜篌(くご):4)
【録音】
1996年5月 東京、紀尾井ホール
【原盤】
Philips