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ヤンソンス&バイエルン放響映像作品2点!“新世界より”&“展覧会の絵”、ドヴォルザーク“スターバト・マーテル”

ヤンソンス&BRの映像作品

ヤンソンス&バイエルン放送響“新世界より”&“展覧会の絵”の得意曲でクーベリックの生誕100年記念を祝う

マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送響によるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とムソルグスキーの「展覧会の絵」の映像がリリースされます。同コンビは、同年11月にドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を含むプログラムで来日公演を行い、大きな反響がありました。
この日のコンサートは、バイエルン放送響の2代目首席指揮者として、同楽団の発展に大きく影響したラファエル・クーベリックの生誕100年を記念するコンサートとして企画され、クーベリックが得意とした演目が選ばれました。ヤンソンスも両演目は得意曲で、「新世界より」は、オスロ・フィル(1988)、ウィーン・フィル(1998)、コンセルトヘボウ管(2003)と、「展覧会の絵」も、オスロ・フィル(1988)、コンセルトヘボウ管(2008)との録音が残されています。
前半「新世界より」は、第1楽章の美しい冒頭も洗練された表現で聴かせ、第2楽章のイングリッシュ・ホルンによる旋律も丁寧に味わい深く表現し、全体的にキリッと引き締まったサウンドに徹しています。後半の「展覧会の絵」は、ラヴェルの色彩豊かなオーケストレーションを流麗闊達で開放的な音楽に仕上げ、整った構成の中にも変幻自在の柔軟さを感じさせる演奏を聴かせてくれます。2015年ルツェルン復活祭音楽祭に出演したヤンソンス&バイエルン放送響によるドヴォルザーク「スターバト・マーテル」の映像。両コンビは本公演の前に本拠地ミュンヘン、ヘラクレスザールで同演目を取り上げた直後の収録となります。


2015年ルツェルン復活祭音楽祭にヤンソンス&バイエルン放送響が登場

ドヴォルザークの大曲「スターバト・マーテル」「スターバト・マーテル」は、長男と次女を相次いで亡くしたドヴォルザークの深い悲しみから生まれた傑作。バイエルン放送響と本作と言えばクーベリックとの演奏が残されており、高い音楽性と感動的な名演として聴き継がれています。「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」は、磔死したイエス・キリストを悼む聖母マリアの悲しみを綴った詩に基づく音楽。旋律は悲痛なドヴォルザークの心を表すような美しくも悲しい第1曲「悲しみに沈める聖母は」からはじまり、徐々に希望の光が見えてきて、終曲では輝かしい響きとともにアーメンが力強く歌われます。
圧倒的な悲しみのエネルギーを持った作品ですが、ヤンソンスは最後の光の射すほうへ、ものすごい求心力で音楽を作り上げています。さらに、ソリストにカナダのソプラノ、エリン・ウォール、日本が誇るメゾ・ソプラノ、藤村実穂子、2016年ベルリン・フィルの来日公演で「第9」に登場予定のテノール、クリスティアン・エルスナー、世界のオペラ・ハウスで活躍する中国出身のバス、リアン・リを迎え、現代最高峰のソリスト陣とともに、感動的な演奏を披露しています。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年03月16日 18:00