エルヴィス・プレスリー、〈RCA〉期CD60枚組豪華BOX
エルヴィス・プレスリーがRCAに残した57作のアルバムとレア音源集を収めたCD60枚豪華BOX!
2016年は1956年、RCAから『エルヴィス・プレスリー登場』でメジャー・デビューを果たしてから60年という記念すべき年。エルヴィスがRCAに残した57作のアルバムとレア音源集を収めたCD60枚豪華BOX『アルバム・コレクション』が2016年3月にリリースされる。未発表曲やLPのフォーマットに初収録の楽曲を収録したコンピレーション、エルヴィスの伝説的なサン時代のセッション(1954年・1955年、プレスリーのRCAとの契約前にメンフィスのサン・スタジオにて録音)、RCA移籍後初のセッション(1956年1月10日)、スタジオ録音やサウンドトラック、ライヴ盤といったエルヴィスの重要な正規リリースのアルバムが収められたこの内容は、ファン必携のアイテムといっていいだろう。このボックスの特出すべきところは、エルヴィスをスターの座へと急上昇させた1956年のスタジオ・アルバム『エルヴィス・プレスリー登場!』と『エルヴィス』、『さまよう青春』、『闇に響く声、『G.I.ブルース』、『ブルー・ハワイ』、『青春カーニバル』等の、彼の映画サウンドトラックLP全17作、1969年に行われたアメリカン・サウンドでのセッションから生まれたアルバム『エルヴィス・イン・メンフィス』と『バック・イン・メンフィス』のエルヴィスが1960年代に録音した見事なナッシュヴィルの作品群、『エルヴィス・オン・ステージVol.2 』(1970年)、『エルヴィス・イン・ニューヨーク』(1972年)、『アロハ・フロム・ハワイ』(1973年)といったキングの1970年代の輝かしいライヴ・コンサート録音、1958年から1968年にかけてリリースされ、アルバム収録外のヒット曲の多くを収録した『エルヴィスのゴールデン・レコード』シリーズを含むコンピレーション、プレスリーの映画用に録音されたものの従来のサウンドトラック・アルバムには収録されなかった楽曲を集めたレア盤であるRCAカムデン“廉価盤”シリーズ、その他の入手困難な楽曲などが収録されていることだ。また、見開き式・型打ち抜き式ジャケット、オリジナル盤にあったRCAの投げ込みやステッカー、オリジナル盤のサイド1ラベルを復刻したCDラベルなど、それぞれオリジナル盤のパッケージを詳細に再現。付属の300ページにも及ぶハードカバーの解説書にはエルヴィス・プレスリー研究家のジョン・ジャクソン執筆による洞察に満ちた記録、ディスコグラフィー、レコーディング・セッションの詳細(日時、場所、参加メンバー等)などが掲載されており、これだけでもファンにとっては喉から手が出るほどの貴重な資料となるものである。ボーナス・ディスクとして、重要なレア・トラックを収録した3枚のCDが収録されるのも嬉しい。それぞれがキング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリーの人生と音楽によってスタイルを変化させた1950年代、1960年代、1970年代をテーマとしている。音源については、オリジナルのアナログ・マスター・テープを使用し、2013から2015年の間にリマスタリングを施された最新リマスター音源が使用されている。
日本語翻訳ライナーノーツ封入!!
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掲載: 2016年01月21日 13:18