ブニアティシヴィリの新作は、技巧の万華鏡!~“展覧会の絵”“ラ・ヴァルス”“ペトルーシュカ”
グルジア(現ジョージア)出身のピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリの新作は、すべて巨大管弦楽のヴァージョンも存在するピアノ曲3題。カティアはもともと極めて色彩的なピアニズムを特色としており、今回の選曲はまさに彼女にうってつけのものといえるだろう。どの曲も技巧的にきわめて難易度が高いが、カティアはむしろそれを一層カラフルに彩った表現ですばらしい万華鏡のような世界を描写することに成功している。
(ソニークラシカル)
~カティア・ブニアティシヴィリ~
1987年、グルジア・トビリシ生まれの女性ピアニスト。6歳からリサイタルやオーケストラと共演。12歳より本格的に演奏活動を開始。トビリシ中央音楽学校を卒業後、トビリシ国立音楽院に入学。ルガーノ、ジュネーヴ、ヴェルビエ、サンクトペテルブルグの音楽祭に招聘され、2003年にはホロヴィッツ国際コンクールで特別賞を受賞するなど高い期待を寄せられている。2008年、21歳でカーネギーホール・デビュー。マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィらから賞賛される逸材。2011年に『リスト・アルバム』でCDデビュー。(音楽出版社)
【収録予定曲】
1.ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
2.ラヴェル:ラ・ヴァルス
3.ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの三楽章
【演奏】
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
【録音】
2015年8月23日~26日 ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、ザール1
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2015年12月11日 18:30