世界初発売音源も収録したベスト盤！ カツァリス～ピアノ・マスカレード(2枚組)

シプリアン・カツァリス(1951-)はギリシャ系フランスのピアニスト。超絶技巧の持ち主であり、また自身で作曲、編曲も積極的に行い、そのレパートリーの特異さでも知られています。特に1980年代にテルデックに録音した、リスト編曲による独奏ピアノ版「ベートーヴェン：交響曲全集」での超絶技巧ぶりは話題を呼びました。また1993年にはNHK教育テレビで「ショパンを弾く」に講師として出演。こちらでも数多くのファンを獲得しました。カツァリスは1990年代にソニー・クラシカルにショパンとワーグナーを中心に録音を行っていましたが、その後は自主レーベル「PIANO21」を立ち上げ、～稀少な作品の録音を次々と発表して聴衆を唖然とさせてきました。そんなカツァリスのベスト盤が久しぶりにソニー・クラシカルから登場します。今回の2枚組には、1970年代から2014年の最新録音まで、テルデック、ソニー・クラシカル、PIANO21で発売されていた音源を含む作品が収録されているのみならず、今回初めて発売される音源が含まれているのもファンには嬉しいところです。
(ソニー・ミュージック)

カツァリス日本公演　2015/10/3～23(予定)

「シプリアン・カツァリス / ピアノ・マスカレード」

【収録内容】
＜CD1＞
1.J.S.バッハ：管弦楽組曲第2番 ～「バディネリ」
2.ハチャトゥリアン：仮面舞踏会～「ワルツ」
3.ハチャトゥリアン：ガイーヌ～「剣の舞」
4.ショスタコーヴィチ：ジャズ組曲第2番～「ワルツII」
5.ヘンデル：メサイア～「ハレルヤ」
6.モーツァルト：アイネ・クライネ・ナハトムジーク～第1楽章
7.J.シュトラウスII：美しき青きドナウ
8.ヴィヴァルディ：四季～「冬」の第2楽章
9.ワーグナー：ワルキューレの騎行
10.アルベニス：タンゴ
11.オルフ：カルミナ・ブラーナ～「おお、運命の女神よ」
12.マーラー：交響曲第5番～「アダージェット」
13.ラフマニノフ：2台のピアノのための組曲第2番Op.17(レイチキス編)
＜CD2＞
1.シフラ：コンサート用練習曲第1番
2.モーツァルト：交響曲第40番～第1楽章
3.シューベルト：美しき水車小屋の娘～「朝の挨拶」*
4.シューベルト：交響曲第8番～第1楽章
5.カツァリス：即興的ソナチネ*
6.ローロン：ワルツ・カプリース
7.J.S.バッハ：オルガン協奏曲イ短調BWV.593*
8.リスト=ショパン：6つのポーランドの歌 S.480*
9.ルイ13世：歌曲汝、太陽を信ずる者
10.ド・リール：ラ・マルセイエーズ
*初発売音源
【演奏】
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
【録音】
1975～2014年