1967年ルツェルン・フェスティヴァルにおけるフルニエ、ドヴォコンの熱演、リリース決定!

定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリース注目シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。期待の最新盤はピエール・フルニエで、ドヴォコンを含む充実の内容です。フルニエはルツェルン・フェスティヴァルに定期的に出演しており、当ディスクには1962年9月のサン=サーンス、1967年8月のドヴォルザーク、そして1976年9月のカザルスが収められており、ドヴォルザークとカザルスはステレオでの収録というのも非常にうれしいところです。
チェリストにとって最も重要な作品であるドヴォルザークのチェロ協奏曲。フルニエはクーベリック指揮フィルハーモニア管(1948)、クーベリック指揮ウィーン・フィル(1954)、ジョージ・セル指揮ベルリン・フィル(1962)、を代表とするセッション録音を、またチェリビダッケ指揮フランス国立管(1976)などのライヴ録音と、数多くディスク化されております。当演奏は還暦を迎えた円熟の演奏で、ケルテスとの息も揃った熱演となっております。サン=サーンスは1962年に登場したときの音源です。フルニエは1960年にマルティノン指揮ラムルー管との名録音がございますが、当演奏はライヴならではの気迫にこもった演奏です。最後のパブロ・カザルスの「鳥の歌」はフルニエが70歳時の演奏で“神の領域”とも言える、美しい演奏を披露しております。
(キングインターナショナル)

ケルテスとのドヴォコン(1967年8月16日)
【収録内容】
全てピエール・フルニエ(チェロ)
・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)
[録音:1967年8月16日 ルツェルン(ライヴ)](ステレオ)
・サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
[録音:1962年9月10日 ルツェルン(ライヴ)](モノラル)
・パブロ・カザルス:鳥の歌
マティアス・バーメルト(指揮)
ルツェルン祝祭弦楽合奏団
[録音:1976年9月4日 ルツェルン(ライヴ)](ステレオ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年12月25日 12:41