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仰天!リヒテルによるシマノフスキのソナタ第2番、第3番&「神話」ステレオ音源 登場!!

リヒテル~マノフスキ:ピアノ・ソナタ第2番、第3番&「神話」(ステレオ音源)

近年、リヒテルの様々なお宝ライヴ録音が日の目を見ていますが、驚愕の未知録音が残されていました。なんとシマノフスキのピアノ・ソナタ2篇と、名作「神話」をオレグ・カガンと共演していました。もちろん世界初出。リヒテルのシマノフスキは、1954年のピアノ・ソナタ第2番のモスクワ・ライヴや、「メトープ」の抜粋(デッカ盤)などしかありませんでしたが、前者のすさまじい剛演、後者の異様な没入ぶりから、他の作品もさぞや素晴らしいはずと想像されていました。当アルバムは、シマノフスキ生誕百年を祝って1982年11月にワルシャワで行われたリサイタルのライヴで、何とステレオ録音による奇跡の音質です。
2篇のピアノ・ソナタも「神話」のピアノ・パートも尋常ならざる難しさですが、リヒテルのピアノの師ゲンリヒ・ネイガウスはシマノフスキのいとこで、ピアニズムはまさに直系。さらに趣味嗜好が共通している点での共感の深さで、リヒテルほどシマノフスキ演奏の理想はないと申せましょう。
シマノフスキのピアノ・ソナタ第2番は、交響曲第2番と同時期で姉妹作。シマノフスキの全ピアノ曲というより、あらゆるピアノ曲中最難曲のひとつで、作曲者自身「こんな悪魔的に難しい曲、誰が弾くのかしら」と言ったと伝えられます。両手ともにオクターヴでガンガン弾く部分の多い作品で、莫大なエネルギーと持久力が要求されますが、巨人リヒテルならでは、ピアノを完全に鳴らしきっていて興奮させられます。ピアノ・ソナタ第3番も恐るべき難曲ですが、音楽的にはキラキラした妄想の世界を彷徨うようで、リヒテルの語り口がまさに神業。一気に聴かせてしまいます。
「神話」も絶品。カガンの冷徹な響きの美しさに魅かれますが、リヒテルの存在感が物凄く、ピアノ・パートの精密さと美しさを再認識させれくれます。このピアノ・パートを聴くだけのためでも持っていたくなります。
この3作の超ど級的決定盤。シマノフスキのピアノ・ソナタを語るうえで、知らぬ訳にはいかぬ必携盤です。
(キングインターナショナル)

【収録曲】
シマノフスキ:
1.ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.21
2.ピアノ・ソナタ第3番 Op.36
3.神話Op.30(全3曲)
4.神話~ドリアードとパン(アンコールとして再演奏)
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
オレグ・カガン(ヴァイオリン)(3,4)
【録音】
1982年11月26日 ワルシャワ(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年11月06日 12:59