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世界初CD化音源を含む“VINTAGE COLLECTION+plus”特別編「ベルリン・フィル室内楽名盤選Vol.2」

カテゴリ : ニューリリース | タグ : クラシック国内盤新譜情報

掲載: 2014年10月01日 15:30

ベルリン・フィル室内楽名盤選Vol.2
ユニバーサルミュージックのご協力による『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション+plus”』特別編と致しまして、世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者たちによる室内楽録音を発売いたします。7月2日に発売し5点中4点がレコード芸術誌で推薦盤(残り1点も準推薦盤)に選ばれるなど、好評をいただいた「ベルリン・フィル室内楽名盤選Vol.1」に続く、第2弾となります。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる室内楽演奏の歴史は古く、今回2タイトルを発売するベルリン・フィルハーモニー八重奏団の結成も、戦前の1928年のことでした。シューベルトの八重奏曲曲を演奏するために8人の楽員が集まったことに始まり、メンバーは歴代のトップ・メンバーにより構成されてました。日本へは1957年の初来日以降、定期的に来日してその妙技を披露しています。1950年代から60年代にかけてはベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者、エドゥアルト・ドロルツ(Eduard Drolc,1919~1973)が率いたドロルツ弦楽四重奏団が活躍しました。ドロルツの情趣豊かで格調高い弦楽四重奏はドイツで人気を集め、1960年代後半以降にドイツ・グラモフォンへ数多くの録音を行いました。
1955年にヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)が終身指揮者となると、ベルリン・フィルのドイツ的な体質は徐々に変化を見せるようになります。1970年代以降はベルリン・フィルのメンバーの顔ぶれが国際化し、オーケストラの技術や合奏力が上がり、ドイツ音楽ばかりでなく、様々な国の作品を巧みに描き分ける柔軟な音楽性を身に着けました。ベルリン・フィルの楽員はそれぞれの楽器のスター奏者となり、オフ・シーズンのソロ活動や室内楽演奏も活発化し、今日に至るまで定着することとなります。
今回はカラヤンとベルリン・フィルの黄金期のベルリン・フィルハーモニー八重奏団によるベートーヴェンの七重奏曲&シューベルトの八重奏曲、ドヴォルザークの室内楽曲集(以上、Philips原盤)、1980年代のベルリン・フィルのスター奏者たちによるブラームスの三重奏曲集(DG)、そして時代を遡って60年代にドロルツ弦楽四重奏団のメンバーがウィーンの名ピアニスト、デームスと組んだブラームスのピアノ四重奏曲全集(DG)、同じくドロルツ弦楽四重奏団によるチャイコフスキーとボロディンの弦楽四重奏曲集(DG)をラインナップしました。ベルリン・フィルハーモニー八重奏団によるシューベルトの八重奏曲(Philips原盤)、及びドロルツ弦楽四重奏団のブラームス(DG)とチャイコフスキー&ボロディン(DG)は世界初CD化となる貴重な音源です。尚、今回もアナログ録音ではこれまでと同様にマスター・テープに遡り192kHz/24bitでデジタル変換したハイビット・ハイサンプリング音源をCDマスターに使用しましたので、これまで以上に鮮明な音質が蘇っております。
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

カラヤン黄金期のBPOの美点を集約した名演!定評あるフィリップス原盤を初出ジャケで復活
当CDは1971&72年というカラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代に録音されたフィリップス盤(現Decca)で、LP時代には「小型ベルリン・フィル」などと評されてレコード・ファンにお馴染みの録音でしたえ。例えば1987年に発行されたレコード芸術別冊「新編名曲名盤500」でベートーヴェンの七重奏曲の項を見ると、新ウィーン八重奏団盤(Decca)やウィーン室内合奏団盤(DG)を抑えて、このベルリン・フィル八重奏団盤(Philips)が堂々第1位に選ばれています。CD時代になり、ベートーヴェンは海外盤で何度か再発されましたが、今回が日本初CD化。シューベルトは世界初CD化となります。
【収録曲】
(1)ベートーヴェン:七重奏
(2)シューベルト:八重奏曲(世界初CD化)
【演奏】ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
ヘルベルト・シュテール(クラリネット)、ゲルト・ザイフェルト(ホルン)、
ハンス・レムケ(ファゴット)、アルフレート・マレチェク(ヴァイオリン)、
フェルディナント・メツガー(ヴァイオリン)(2)、土屋邦雄(ヴィオラ)、
ペーター・シュタイナー(チェロ)、ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
【録音】1972年11月(1)、1971年4月ベルリン、ヨハネススティフト聖堂(2)
【原盤】Philips

 

国際化したBPOメンバーが高い技術と清新な音楽性で描いたドヴォルザーク録音を集成!
このドヴォルザーク演奏はチェコの民族性に寄りかかるのではなく、作品に内在する構成感やしなやかな旋律線、独特なリズムを大切にし、重厚な響きで音楽を精緻に組み立てています。アルフレート・マレチェクをリーダーとする弦楽器群の深みのある音色と、しなやかなフレージングの美しさは、彼らの定評あるブラームス演奏と同様に極めて印象的です。ピアノ五重奏曲は、アメリカ出身でスティーヴン・ビショップ=コヴァセヴィッチと名乗っていた新鋭時代のコヴァセヴィッチ(1940~)との共演で、ジャケット写真には1957年に入団したヴィオラの土屋邦雄の姿も映しだされています。異文化に育ったメンバーを擁しながらも、一つの美しい音楽世界を描く演奏からは、改めて「音楽は世界の共通言語」との言葉が思い浮かびます。

【収録曲】
アントニン・ドヴォルザーク:
<DISC1>
1.ピアノ五重奏曲第2番イ長調作品81
2弦楽五重奏曲第3番変ホ長調作品97
3.弦楽五重奏曲第1番イ短調作品1第1楽章、第2楽章
<DISC2>
3.同第3楽章
4.弦楽六重奏曲イ長調作品48
5.弦楽五重奏曲第2番ト長調作品77
【演奏】
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)(1)
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員
アルフレート・マレチェク(ヴァイオリン)、エミル・マース(ヴァイオリン)(3,4)、ルドルフ・ハルトマン(ヴァイオリン)(5)、
フェルディナント・メツガー(ヴァイオリン)(1,2)、土屋邦雄(ヴィオラ)、ディートリヒ・ゲルハルト(ヴィオラ)(3,4)、
ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)(2)、ハインリヒ・マヨウスキー(チェロ)(3-5)、ペーター・シュタイナー(チェロ)(1,2,4)、
ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)(5)
【録音】
1968年10月(3,4)、1972年12月(1,2)ベルリン、ヨハネススティフト聖堂、1968年2月ベルリン、シュパンダウ(5)
【原盤】
Philips

80年代のBPOスター奏者たちが集った端正で味わい深いブラームス/三重奏曲を集成
何れもドイツ・グラモフォンが1983年のブラームス生誕150年を記念して企画した「ブラームス大全集」(8巻、LP全62枚)のために録音したものです。ピアニストには長くドイツ・グラモフォンの専属だったハンガリー出身のタマーシュ・ヴァーシャリ(1933~)が起用され、他はベルリン・フィルの首席奏者たち、コンサートマスターのトーマス・ブランディス(1935~)、チェロのオトマール・ボルヴィッキー(1930~)、ホルンのノルベルト・ハウプトマン(1942~)、クラリネットのカール・ライスター(1937~)で占められました。カラヤン時代の末期は、ベルリン・フィルの奏者がスター揃いとなり、オフの室内楽演奏も活発になりました。高い技量と端然とした造形にアンサンブル経験の豊かさが加わり、このCDで聴ける細やかで味わい深い演奏へと結実したのでしょう。
【収録曲】
ヨハネス・ブラームス:
<DISC1>
1.ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8
2.ピアノ三重奏曲第2番ハ長調作品87
<DISC2>
3.ピアノ三重奏曲第3番ハ短調作品101
4.ホルン三重奏曲変ホ長調作品40、5.クラリネット三重奏曲イ短調作品114
【演奏】
タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)、トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)(1-4)、オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)(1-3,5)、
ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)(4)、カール・ライスター(クラリネット)(5)
【録音】
1981年3月9-11日(2)、9月24-26日(1,3)、11月12、13日(4)、11月13、14日(5)ベルリン、イエス・キリスト教会
【原盤】
DeutscheGrammophon

ウィーンとベルリンの古き佳き演奏伝統が美しく結実した情趣豊かな名演を世界初CD化
ドイツ・グラモフォンが1968年に「ブラームス室内楽作品全集」(LP15枚組)を企画した際に録音されたもの。ピアノのデームス(1928~)はウィーン出身で、「音楽の都」の演奏伝統を最も良く継承した奏者です。ヴァイオリンのドロルツ(1919~73)はベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者で、温かく、ロマンティックで、抒情的な演奏をする奏者でした。ドロルツは1950年にドロルツ四重奏団を組織し、ヴィオラのパッサージオとチェロのドンデラーは1968年当時のメンバーでした。デームスとドロルツの室内楽演奏は、19世紀以来の家庭音楽としての演奏伝統
を踏まえたもので、聴き手に親しく語りかけてくるような趣きをもっています。長い間廃盤の憂き目を見ていたドロルツ盤は今回が世界初CD化となります。さまざまな様式が並立している今日だからこそ、ドロルツの抒情的な演奏の復活は意義があるのではないでしょうか。なお、この3曲は、ドイツでは第2番しか単売されませんでしたが、日本では3曲とも1枚物LPとして親しまれていました。今回はその日本盤のアートワークをジャケットに使用しています。
【収録曲】
ヨハネス・ブラームス:
<DISC1>
1.ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25
2.ピアノ四重奏曲第3番ハ短調作品60
<DISC2>
3.ピアノ四重奏曲第2番イ長調作品26
【演奏】
イェルク・デームス(ピアノ)
エドゥアルト・ドロルツ(ヴァイオリン)、ステファノ・パッサージオ(ヴィオラ)、ゲオルク・ドンデラー(チェロ)
【録音】
1968年6月4、5日(2)7、8日(1)、8、9日(3)ベルリン、ドイツ・グラモフォンUFAスタジオ
【原盤】
DeutscheGrammophon

ヴェテラン奏者ドロルツ率いる名団体が抒情的に描いたロシアの2大名作を世界初CD化!
ドロルツ四重奏団は1950年にベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者だったエドゥアルド・ドロルツ(1919~1973)が結成した往年の名団体です。パリ音楽院で室内楽の名教授ガブリエル・ブイヨンに学んだドロルツによる情趣豊かで格調高い弦楽四重奏はドイツで人気を集めました。CD時代に入ってからは忘れられた感がありましたが、数年前にオイロディスクへの録音がCD化され、一部愛好家の注目を集めました。そして「ベルリン・フィル室内楽名盤選」Vol.1でシューマンの弦楽四重奏曲全集が世界初CD化されると、大きな反響を得ると同時に、レコード芸術誌で推薦盤となるなど、専門誌でも高い評価を受けました。今回は好評に応えて、ドロルツ四重奏団の名盤を再び世界初CD化いたします。曲目は有名な『アンダンテ・カンタービレ』を含むチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番と、CMでも名高い『ノクターン』を含むボロディンの弦楽四重奏曲第2番です。19世紀後半のロシアで生まれた、美しいメロディを誇る名作2曲に対し、ドロルツは温かみのある音と、しなやかなフレージングで、情熱的に、抒情的に、聴き手の心の襞に迫るような演奏を聴かせています。LP初出時のアートワークも、作品や演奏の内容にぴったりと言えるでしょう。
【収録曲】
1.ペーター・チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11
2.アレクサンドル・ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
【演奏】
ドロルツ弦楽四重奏団
エドゥアルト・ドロルツ(第1ヴァイオリン)/ユルゲン・パールマン(第2ヴァイオリン)
ステファノ・パッサージオ(ヴィオラ)/ゲオルク・ドンデラー(チェロ)
【録音】
1967年10月5-9日ベルリン、UFAスタジオ
【原盤】
DeutscheGrammophon