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チェリビダッケ&フランス国立放送管シリーズ最新作!『アルゲリッチとのシューマン』と『ラヴェル管弦楽作品集』

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年08月28日 11:00

チェリビダッケ&フランス国立放送管シリーズ最新作!『アルゲリッチとのシューマン』と『ラヴェル管弦楽作品集』

Altusレーベルの大人気「チェリビダッケ&フランス国立放送管」シリーズ最新作情報が公開されました。今回はアルゲリッチとの『シューマン:ピアノ協奏曲』&チェリビダッケの十八番と評された『プロコフィエフ:ロメオとジュリエット』を収録した1枚と、これまた氏のこだわりが炸裂する『ラヴェル:管弦楽作品集(2枚組)』の2タイトルです。

アルゲリッチとチェリビダッケ、空前絶後の共演が日の目を見た。

シューマン:ピアノ協奏曲/プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番より

これは凄いリリース。アルゲリッチとチェリビダッケ伝説のシューマンのピアノ協奏曲が日の目を見ました。どちらのリリースでも大ニュースとなる大物の奇想天外な共演が、マスターテープからの復刻なので、冷静でいることが不可能と申せましょう。
シューマンの協奏曲はアルゲリッチの十八番で、1952年のブエノスアイレスでのライヴから、2010年のアルミンク&新日本フィルのライヴまで10種類以上のディスクが存在しますが、この演奏はそのなかでも飛びぬけて凄い出来となっています。
当時アルゲリッチは33歳、出だしのカデンツァから魔術全開で、ライヴで乗った時特有の音楽への没入ぶりに驚かされます。ことに第1楽章半ばの「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」でのねっとりとした音色の歌い回しは、アルゲリッチにしかできない神業。ピアノとオーケストラが穏やかに対話する第2楽章は、瞑想的なチェリビダッケと感覚的なアルゲリッチの個性の違いが面白さ満点。さらに驚くほどの生気に満ちたフィナーレなど、あまりの素晴らしさに声を失うほど。ライヴで燃える彼女の良さが最高度に発揮されていますが、おそらくチェリビダッケの要求からか、通常よりかなり抑制が利き、それがかえって多彩なニュアンスを生む結果となっています。
チェリビダッケによるオーケストラ・パートも、驚きのひと言につきます。シューマンのオーケストラ・パートがこれほど透明に聴こえるのは稀で、さらに第3楽章の変拍子的な難所をはじめアルゲリッチにピッタリ付けて、完璧主義者の面目躍如たる指揮ぶり。あくまでもアルゲリッチを主役に立てつつも、しっかりと充実したチェリ節を味わわせてくれます。
プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」はチェリビダッケお得意の演目。オーケストラの機能を追求した非センチメンタルな音楽はまさに彼向きですが、「ジュリエットの墓の前のロメオ」の凄みに満ちた慟哭、「タイボルトの死」の死の匂いのする疾走など、同バレエ音楽屈指の名演と呼ぶにふさわしい内容となっています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(2)プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2番Op.64より モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/別れの前のロメオとジュリエット/アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り/ジュリエットの墓の前のロメオ/タイボルトの死
【演奏】
マルタ・アルゲリッチ(Pf)(1)
セルジュ・チェリビダッケ(指揮) フランス国立放送管弦楽団
【録音】
1974年5月19日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)

チェリビダッケのピアニッシモをついに再現!人間業とは思えぬ凄さ

ラヴェル:管弦楽作品集(2枚組)

「ついにチェリビダッケの超ピアニッシモが捉えられたか? フランスから到着したこのCDのソースを聴いて、私は驚きに打たれた。〈ダフニスとクロエ〉の冒頭、音楽の音と呼ぶにはためらわれる、もっと微妙で、まだ形になっていない何か。空気の震えや風と呼びたくなるような何か。単にきれいとかそうでないということを超えた何か。弦楽器から漏れてくるひそやかな吐息のような、動物のうごめきみたいな何か。その生々しさや実存感にぎょっとしたのだ」(許光俊・ライナーノーツより)
この一文を読んだだけでも聴きたくてたまらなくなるチェリビダッケ最高のアルバム登場です。ラヴェルの音楽は感覚的に聴こえながらも、異常なまでに理詰めな計算に基づいているので、まさにチェリ向き。これまであまり状態の良くないライヴが多かったため、彼のピアニッシモが体感できませんでしたが、オリジナル・マスターから復刻した当アルバムはチェリビダッケのラヴェルならではの音世界を再現しました。
「マ・メール・ロワ」の幻想的な美しさも想像を絶する凄さ。人間業を超えた芸を堪能できます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ラヴェル:
<Disc 1>
スペイン狂詩曲[1973年12月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
マ・メール・ロワ(全5曲)[1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
道化師の朝の歌[1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
<Disc 2>
ラ・ヴァルス[1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
「ダフニスとクロエ」第1組曲[1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
「ダフニスとクロエ」第2組曲[1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)]
【演奏】
セルジュ・チェリビダッケ(指揮) フランス国立放送管弦楽団