ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルによるシューマン第4&4本のホルンのコンツェルト・シュトゥック

2012年に発売した交響曲第2番&序曲集に続くシューマン全集第3弾・完結編となる当アルバムは、フルトヴェングラーやワルターなど20世紀前半の巨匠が好んで演奏し、ロマン派の香りが濃厚な交響曲第4番、演奏される機会は少ないがシューマンのエッセンスが詰まった傑作である「序曲・スケルツォとフィナーレ」、そして4つのホルンのための協奏曲である「コンツェルトシュトックヘ長調」です。シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
「コンツェルトシュトゥック」には、ベルリン・フィル首席シュテファン・ドールのほか、ドイツ・カンマーフィル首席のヘッケルマン、ボン・ベートーヴェン管のグレーヴェル、フランクフルト放送響首席のゾンネンが参加。グレーヴェルは昨年急逝したため、このアルバムはグレーヴェルの思い出に捧げられています。
「I LOVE SCHUMANN! シューマン作品の衝動的なまでの感情の起伏の激しさ、作曲者の思いを直接感じ取ることができる点に圧倒されます。ドイツ・カンマーフィルとシューマンを演奏する際には、シューマンの極端な部分を前面に出しています。従来オーケストレーションに欠陥があるといわれている面も包み隠さずに押し出すのです。むしろそれこそがシューマンの音楽の魅力なのです。」パーヴォ・ヤルヴィ
【収録予定曲】シューマン:
序曲・スケルツォとフィナーレ作品52
4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調作品86
交響曲第4番ニ短調作品120[1851年改訂稿]
【演奏】シュテファン・ドール、エルケ・シュルツェ・ヘッケルマン、フォルカー・グレーヴェル、トーマス・ゾンネン(ホルン、コンツェルトシュトゥック)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
【録音】2011年12月19日~21日(交響曲第4番)、2012年1月30日&31日(序曲・スケルツォとフィナーレ)、2012年12月20日~21日(コンツェルトシュトゥック)、ベルリン、フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ
【プロデューサー】フィリップ・トラウゴット
【エンジニア】エヴァレット・ポーター、ジャン=マリー・ゲイゼン(オランダ・ポリヒムニア社)
DSDレコーディング/SA-CD Multi: 5.0ch/SA-CD Stereo/CD Stereo DDD
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年03月14日 21:00