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菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールの十年

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール

歴史は、夜紡がれる。
世界屈指のストレンジ・ラテン・オーケストラ〈菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール〉10年間をパッケージしたベスト盤『夜の歴史』がSACDハイブリッド盤で登場!

菊地成孔、自身のレーベル〈TABOO〉設立の第一弾として『戦前と戦後』を発表した〈菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール〉の10年間をパッケージ。

『南米のエリザベス・テーラー』というアルバムで生まれ落ち、エリザベス・テーラーを失うまでの、官能の軌跡を捉えた、夜に紡がれた歴史。過去にリリースされた『南米のエリザベス・テーラー』、『野生の思考』、『記憶喪失学』、『ニューヨークヘルソニックバレエ』から、菊地成孔自身による選曲。

今回初のCD化されるライヴ音源も注目である。

【収録曲】
1. ラウンジタイム1
2. 京マチ子の夜
3. 恋の面影
4. プラザリアル
5. バターフィールド8
6. バイレ・エクゾシズモ
7. ニューヨークヘルソニックバレエ
8. 嵐が丘
9. アリア・私が土の下に横たわる時~オペラ「ディドとエネアス」より
10. 儀式
11. 時さえ忘れて
12. ルペ・べレスの葬儀(2012/7/23 東京グローブ座にて収録)※初CD化

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール新作『戦前と戦後』

「ポリリズムを駆使した複雑かつ骨太なアレンジのインスト」「毒々しいほどに甘いラテンラウンジ」「現代音楽の響きを持つ集団即興とラテンリズムのマッシュアップ」といった従来の定番コンテンツから大きく舵を切り、タイトルチューン“戦前と戦後”を含む全11曲中、10曲が菊地のヴォーカル物のソングブックという異色作にして最高傑作。カヴァー曲はディック・ミネ、フランク・オーシャン、薬師丸ひろ子、キップ・ハンラハンと多彩。そしてオリジナルは、小泉今日子に提供したデュエットソング“大人の唄”のセルフカヴァー、NHKテレビドラマの主題歌の“退行”の全長版と多様で、戦前歌謡スタイルからフルアコースティックのヒップホップ、東欧カラーの激烈なインスト曲まで。ソプラノ歌手の林正子、アマチュアのフランス人少女、SIMI LABのMC、OMSB、DyyPRIDE、覆面フィメール・ラッパーICI、キップ・ハンラハンと彼の娘がテキストリーディングで参加。グロテスクぎりぎりの混血性を見せるが、ドープでエッジながら洗練されたアレンジと、極めて高い演奏力によってサウンドのブランディングを確実にしている。

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール新作『戦前と戦後』詳しくはこちら

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年02月28日 12:29

更新: 2014年05月07日 09:48