バルトの個性的な表現力が炸裂! パガニーニ作品のピアノ編曲&変奏&狂詩曲集
掲載: 2014年02月07日 12:00

ツィモン・バルト(1963~ )は欧米で熱狂的で高い賞賛を受け続けているアメリカのピアニストです。フロリダ州出身で、5歳で祖母からピアノの手ほどきを受け、ジュリアード音楽院ではシュナーベルとレヴィーンの弟子であるアデーレ・マーカスに師事。同音楽院ではジーナ・バッカウアー賞を2年連続で獲得。指揮者としてもタングルウッド音楽祭で最優秀学生賞を受けています。1980年代中ごろからヨーロッパで活動を開始し、1988年にはA.デイヴィス指揮ロンドンpoとプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を録音し、EMIからCDデビューしました。1989年にはエッシェンバッハ指揮ロンドンpoとラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を録音。ラフマニノフが残した長い方のカデンツァを使い、鋭い技巧で奔放自在な演奏を成し遂げ、CD愛好家の話題を呼ぶとともに、以後25年にわたってバルトとエッシェンバッハが熱い信頼関係を結ぶきっかけともなりました。
このアルバムはパガニーニが作曲したさまざまな技巧的なヴァイオリン作品をもとに、後の作曲家がピアノ用の編曲や変奏曲、狂詩曲に仕立てたものを集めたコンセプト・アルバムです。ここでもバルトの卓越した技巧と多彩な音色、個性的な表現力が縦横無尽に繰り広げられています。そしてラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」では盟友エッシェンバッハの指揮を得て、徹底して曲想を抉りぬき、静謐でいて華麗、繊細にして豪快、瞑想的でいて躍動的な演奏を聴かせています。(タワーレコード)
バルト/パガニーニによる変奏曲と狂詩曲
<CD1>1-6.フランツ・リスト(1811-1886):パガニーニによる大練習曲 S141 <前奏曲/アンダンテ/ラ・カンパネラ/ヴィーヴォ/アレグレット「狩り」/主題と変奏>/7-34.ブラームス(1833-1897):パガニーニ変奏曲 Op.35 <7-20.第1集/21-34.第2集>/35.ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):2台のピアノのための「パガニーニ変奏曲)/<CD2>1-26.セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
演奏: ツィモン・バルト(ピアノ…CD1:35のみ多重録音)/シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭管弦楽団…CD2/クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)…CD2
録音 <CD1>2009年9月15-17日…1-6.35, 2009年3月22日…7-34 オランダ オンデル・デ・リンデン/<CD2>2010年7月16日 ドイツ リューベック コングレス・ザール
Ondine ODE-1230 (2枚組)
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