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SWR放送のオリジナル貴重音源からマルツィのメンデルスゾーン&ブラームスの協奏曲登場!

マルツィ

ハンガリーが生んだ伝説の女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924~79)。当ディスクはSWRシュトゥットガルト放送響との録音から彼女の得意としていたメンデルスゾーンとブラームスが収録されております。両曲ともにマルツィの他録音は存在しますが、録音総数がわずかという事情もあり貴重な録音であることは言うまでもありません。
メンデルスゾーンは1954年6月にはサヴァリッシュと翌1955年12月にはクレツキとともにフィルハーモニア管とのEMI録音がありますが(※)、当録音は1959年で一音一音に魂を込めて弾くメンデルスゾーンはあまりに美しく、特に第2楽章はまるで声楽家が歌っているかのように表現され、熟考の結果からのフィンガリングと思われます。そして、ただ自由に歌うだけでなくオーケストラと対話しながらの演奏にも驚かされます。
ブラームスは54年2月にクレツキ指揮フィルハーモニア管とのEMI録音を残していますが、当録音は1964年で、協奏曲録音は50年代に集中していることからも貴重な録音と言えます。しかも指揮は録音時52歳だったギュンター・ヴァントというところも注目です。ヴァイオリン・ソロがオーケストラと対等な存在感を示した難曲のブラームスですが、マルツィの凛凛しく高貴なアプローチは聴き手を圧倒する力を持っています。モノラルながらその迫力を感じられる名演と言えましょう。(キングインターナショナル)
(※)マルツィのメンデルスゾーンには、他にクレンペラー指揮ハーグ・レジテンティ管弦楽団との1954年6月のライヴ録音が存在します。(タワーレコード)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
 ハンス・ミュラー=クライ(指揮)、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1959年2月5日、リーダーハレ、シュトゥットガルト
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
 ギュンター・ヴァント(指揮)、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1964年2月6日、リーダーハレ、シュトゥットガルト
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年02月04日 16:30