クーベリック&コンセルトヘボウ/マーラー《復活》1960年オランダ音楽祭ライヴ!

オランダのAUDIOPHILE CLASSICSより生誕100年を迎えるラファエル・クーベリックの貴重なライヴ録音がリリースされます。1960年7月14日、マーラーの生誕100年の記念年に行われたオランダ音楽祭ライヴで、コンセルトヘボウ管弦楽団と組んだマーラーの《復活》です。LP時代にいちはやくマーラーの交響曲全集録音を行うなど、同郷のマーラーの音楽に熱い共感を抱いていたクーベリックによるマーラー記念年の演奏ということで、このようにスケール雄大で感情の振り幅の大きな演奏が生まれたのでしょう。
ソプラノはスイス出身のマリア・シュターダー(1911~99)。モーツァルトを得意とするリリック・ソプラノですが、ワルターの指揮の下でマーラーの第2や第4を演じるなどマーラー歌手としても定評がありました。メゾ・ソプラノはアメリカ出身のナン・メリマン(1920~2012)。キャリアの初期は晩年のトスカニーニに可愛がられ、後年はオランダのテノール歌手と結婚し、オランダで人気を博しました。合唱はアムステルダム・トーンクンスト合唱団。あのメンゲルベルクの不滅の名盤「マタイ受難曲」の合唱団と言えば、その驚くべき表現力についてご存知の方も多いことでしょう。そしてオーケストラは戦前からマーラー・ツィクルスを演じているアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ)です。
まさにクーベリックの生誕100年にふさわしい《復活》のCD化と言えるでしょう。
このアルバムの企画自体はナン・メリマン追悼の意図で編集されており、1958年のピアノ伴奏によるリサイタルと、1962年のオーケストラ伴奏(ジャン・フルネ指揮!)によるリサイタルがカップリングされています。《復活》を含め、当時の放送音源(モノーラル)からの復刻です。
【収録曲】
①マーラー:交響曲第2番《復活》
マリア・シュターダー(ソプラノ)
ナン・メリマン(メゾソプラノ)
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
アムステルダム、コンセルトヘボウ音楽堂、1960年7月14日ライヴ
②ナン・メリマン・リサイタル1958年
ブラームス、ショーソン、ニン、黒人霊歌、トゥリーナ、ファリャの歌曲集
ナン・メリマン(メゾソプラノ) クラース・ブーン(アルト)
フェリックス・デ・ノーベル(ピアノ)
アムステルダム、コンセルトヘボウ音楽堂、1958年3月1日ライヴ
③ナン・メリマン・リサイタル1962年
グルック、チャイコフスキー、ファリャのアリア集
ナン・メリマン(メゾソプラノ)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジャン・フルネ
アムステルダム、コンセルトヘボウ音楽堂、1962年2月3日ライヴ