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年末の風物詩! ベートーヴェン「第九」特集

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年11月28日 11:58

更新: 2013年12月01日 12:00

NHK交響楽団による「第9」演奏会

年末に日本各地で開催されるクラシックの風物詩、ベートーヴェン「第九」演奏会。この「第九」シーズンに合わせ、日本伝統文化振興財団よりNHK交響楽団による「第九」演奏会、1980年代の7種のライヴがオリジナルアナログマスターからXRCD化されます。一昨年発売され好評を得た70年代編(XRCG30011)に続くものですが、過去半世紀にわたって定期的に第九の録音が残されているNHK交響楽団ならではの名企画といえるでしょう。また、関連商品としてレコード史を彩ってきた世界の名指揮者、名歌手たちによる「第九」の録音、映像をご紹介いたします。(他の「第九」のおすすめディスクはページ下の「関連商品」をご確認ください)

NHK 交響楽団による
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》1980年代編
完全限定盤

NHK交響楽団
第九大集成 第二弾! 80 年代編
全てオリジナルアナログマスターからXRCD化


70年代編に続く80年代編がついに発売されます。80 年代は楽譜の面でも原典版の波が到来、ティンパニーにドレスデン・シュターツカペレの伝説的名人ゾンダーマンが登場するなどN 響の演奏史としても盛りだくさんの10 年間でした。今振り返ると日本経済の一つの絶頂期でもあり、実に熱気のある時代でありました。またNHK のアナログ録音最後期でもあって予想以上音の良さも大変魅力的です。なお83、84、85 年の録音はオリジナルアナログマスターテープが残念ながら存在せず発売が見送られました。(キングインターナショナル)

①ワイケルト指揮 曽我榮子(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)宮原昭吾(バリトン)1980/12/22録音
②コシュラー指揮 曽我榮子(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)木村俊光(バリトン)1981/12/21録音
③スウィトナー指揮 曽我榮子(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)木村俊光(バリトン)1982/12/22録音
④スウィトナー指揮 片岡啓子(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)池田直樹(バリトン)1986/12/22録音
⑤クロブチャール指揮 佐藤しのぶ(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)木村俊光(バリトン)1987/12/21録音
⑥ライトナー指揮 佐藤しのぶ(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)木村俊光(バリトン)1988/12/22録音
⑦若杉弘指揮 佐藤しのぶ(ソプラノ)伊原直子(アルト)小林一男(テノール)多田羅迪夫(バリトン)1989/12/22録音
すべてオーケストラはNHK交響楽団、合唱は国立音楽大学合唱団

指揮者紹介
ラルフ・ワイケルト(1940~)
 オーストリアのザンクト・フロリアン出身。リンツのブルックナー音楽院で学んだあと、ウィーン音楽院で名教授ハンス・スワロフスキーに師事。65年にニコライ・マルコ国際コンクール第1位、66 年にオーストリア文化省の「モーツァルト演奏賞」受賞。ボン歌劇場の指揮者(後に音楽監督)を皮切りに、モーツァルテウム管弦楽団、ザルツブルク州立劇場、チューリヒ歌劇場の指揮者、音楽監督を歴任。これは1980年に初来日した際の「第九」である。

ズデニェク・コシュラー(1928~1995)
 チェコのプラハ生まれ。カレル大学で音楽美学と哲学を、プラハ音楽院でピアノ、作曲、指揮を学ぶ。51年に指揮者デビュー。56年ブザンソン指揮者コンクール、63年ミトロプーロス指揮者コンクールで優勝し注目を集める。63~64年にバーンスタインのアシスタントとして活動。プラハ交響楽団、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ブラティスラヴァ国立歌劇場、プラハ国民劇場の首席指揮者や音楽監督を歴任し、93年にはチェコ・ナショナル交響楽団の初代常任指揮者に就任した。68年の初来日以来、しばしば日本のオーケストラに客演し、東京交響楽団と東京都交響楽団からは名誉指揮者の称号を贈られている。NHK交響楽団には81年に初登場した。

オトマール・スウィトナー(1922~2010)
 オーストリア、インスブルック出身。生地の音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に学び、名指揮者クレメンス・クラウスに師事。オーストリア、ドイツ各地の歌劇場やオーケストラを経て、60~64年に名門ドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者を務め、64~71年、73~90年にはベルリン国立歌劇場総音楽監督を務めた。初来日は71年でNHK交響楽団を振り、73年には早くも同団から名誉指揮者の称号を得ている。スウィトナーが年末の「第九」を受け持ったのは74 年、78 年、82 年、86 年の計4回。後半の2回分が当セットに収められている。

ベリスラフ・クロブチャール(1924~)
 現クロアチアのザグレブ生まれ。巨匠マタチッチに指揮を学んだのち、ザルツブルク・モーツァルト音楽院でクレメンス・クラウスに師事。43年にザグレブ歌劇場の副指揮者としてデビューしたが、51年に亡命し、オーストリア国籍を取得。ウィーン国立歌劇場では53年から93年まで、実に50演目、1100回以上にわたってオペラ公演を指揮したことで知られている。80年にはウィーン国立歌劇場とともに初来日し、R・シュトラウスの《エレクトラ》(日本初演)と《ナクソス島のアリアドネ》を指揮。NHK交響楽団では、マーラー《大地の歌》、R・シュトラウス《ツァラトゥストラはかく語りき》、リスト《ファウスト交響曲》など、ドイツ、オーストリア系の大曲を中心に取り上げた。

フェルディナント・ライトナー(1912~1996)
 ドイツ、ベルリン出身。ドイツ各地の歌劇場を経て、50~69年ヴュルテンベルク州立歌劇場(シュトゥットガルト歌劇場)の首席指揮者・音楽総監督を務めた。この間、オルフ《僭主オイディプス》(1959)、《プロメテウス》(1968)、ベルク《ルル》(1966)などを世界初演している。その後、69~83年チューリヒ歌劇場音楽監督、76~80年ハーグ・レジデンティ管弦楽団首席指揮者を兼任。LPレコード初期からステレオLP黎明期に、ドイツ・グラモフォンへ数多くの録音を行ったことでも知られている。NHK交響楽団には76~90年に客演指揮者として登場した。

若杉 弘(1935~2009)
 東京生まれ。慶応大学中退後、東京芸大音楽学部声楽科に入学し、畑中良輔に師事。59年、芸大在学中に二期会公演《フィガロの結婚》で指揮デビュー。65年から読売日本交響楽団の指揮者を務め、シェーンベルク《グレの歌》やペンデレツキ《ルカ受難曲》を日本初演した。72~75年読売日本交響楽団常任指揮者、86~95年東京都交響楽団音楽監督、ヨーロッパでは77~83年ケルン放送交響楽団首席指揮者、81~86年ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督、82~92年ドレスデン国立歌劇場常任指揮者、87~91年チューリヒ・トーンハレ首席指揮者を務めた。NHK交響楽団の定期公演には86 年から登場し、95年に正指揮者に就任。89年の「第九」ではドレスデン国立歌劇場の名手ゾンダーマンがティンパニーを叩き、ゾンダーマン自身「私の演奏家としての生涯のクライマックス」と語ったと伝えられている。