【Praga Digitals】ミケランジェリの「皇帝」他(2タイトル)

長く入手困難だった“ミケランジェリ&スメターチェクの「皇帝」”が音質向上して再登場!
SACDハイブリッド盤。限定盤。
1993年に通常CDで発売された際、宇野功芳氏が大絶讃したことで非常な評判となったミケランジェリとスメターチェクの「皇帝」。長らく入手困難となっていましたが、この度、オリジナル・マスターからSACD化され、新たな登場となります。
「皇帝」は出だしからミケランジェリの磨き抜かれた美音と生気あふれるスピード感で、聴き手の心を鷲づかみにします。この快演ぶりはミケランジェリの数種ある「皇帝」のどれにもない凄さ。マスター音源に起因する経年劣化はあるものの、物凄いエネルギーとオーラが56年の時を経ても放たれます。
目を見張らされるのがスメターチェクのバック。充実した響きと推進力あふれる演奏で、ミケランジェリともども作品のボルテージを高める好伴奏。オーケストラのみの長い前奏も、ベートーヴェンの交響曲を聴くような気分にさせてくれます。
さらに嬉しいのが、「ピアノ・ソナタ第32番」の1961年ロンドン・ライヴ。
かつてBBCレジェンド・レーベルから出ていましたが、こちらも今日入手困難だったので大歓迎と申せましょう。おまけに新リマスタリングで音質も向上。ミケランジェリによるピアノ・ソナタ第32番」も数種の録音が存在しますが、技術、覇気、若々しさいずれの点からも、この1961年ロンドン・ライヴに優るものはありません。ある時はオルガン、ある時はチェレスタのような響きを見せながら、ピアノならではの低音が渦を巻く凄さ。こんな鬼気迫る32番は滅多に聴けません。
得意のドビュッシーの「映像」、両巻からテンポの遅い2曲ずつ選曲。名盤の誉れ高いDG盤にくらべてテンポが早く、また別種の味わいを見せてくれます。
【曲目】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111[録音:1961年5月12日/ロンドン(ライヴ)]
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」[録音:1957年5月29日/スメタナ・ホール(ライヴ:ステレオ)]
ドビュッシー:
「映像第2集」~「そして月は荒れ寺に落ちる」「葉末をわたる鐘の音」[録音:1957年3月4日/ロンドン(ライヴ)]
「映像第1集」~「ラモーを讃えて」「水の反映」[録音:1957年3月4日/ロンドン(ライヴ)]
【演奏】
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)、ヴァーツラフ・スメターチェク(指)プラハ交響楽団
※SACD Hybrid
※MONO;B-channel Stereo
79’01”
![]()

スターンの端正な美演
バーンスタインの鬼気迫る名盤が“SACD”で蘇る
SACDハイブリッド盤。限定盤。
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズの新作はスターンとバーンスタインによるベルクとバルトーク。
いずれもソニーからリリースされ、決定盤とされてきた名盤中の名盤。
今日多くの名手たちが優れた新録音を送りだしていますが、この盤の凄さは全く色褪せていません。スターンの美しい音色、安定した演奏はまさに巨匠芸。加えてバーンスタインならではの情念と狂気が尋常ならざる雰囲気を醸し出しています。SACD化により、バーンスタインの息遣いまでリアルに感じとれ、当時のアメリカの録音技術の凄さに圧倒させられます。
【曲目】
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」[録音:1959年2月6日/ニューヨーク]
バルトーク:ラプソディ第2番Sz.80 [録音:1962年4月16日]
同:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112 [録音:1958年1月26日]
【演奏】
アイザック・スターン(Vn)、レナード・バーンスタイン(指)ニューヨーク・フィル
※SACD Hybrid
B-channel Stereo
73’16”