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【LSO Live】ゲルギエフ&ロンドン響~ブラームス:交響曲第1、2番

ゲルギエフ

21世紀のブラームス像か?
こんなブラームス聴いたことがない。
ゲルギエフ独自の解釈が斬新な初挑戦のブラームス交響曲。

交響曲第1番、第2番&悲劇的序曲、ハイドンの主題による変奏曲を収録!
SACDハイブリッド盤。
ゲルギエフとロンドン交響楽団は、昨2012年シーズンでシマノフスキとブラームスの交響曲を対比上演するという試みを行いました。かたやポーランド近代、かたや純ドイツ・ロマン派と、交響曲を4篇残していること以外共通する点のないふたりの作曲家ですが、ゲルギエフにとって初レパートリーだけに興味津々。今回は待望のブラームス。

ブラームスの交響曲はゲルギエフの音楽性と資質から考えると、面白そうと思われながら、録音は協奏曲やドイツ・レクイエムなどしかありませんでした。満を持しての披露となります。

交響曲第1番にゲルギエフの個性がもっとも強く表れています。音色は暗く、強烈なアクセントはロシア音楽のようで新鮮。重低音をきかせたフィナーレの、ことにコーダはロシア正教の合唱をオーケストラに移し替えたような音響に驚かされます。

交響曲第2番は本来田園的で平穏な作品のはずながら、不思議な不吉さと不穏な雰囲気に翳っています。ゲルギエフは伝統や因習から離れ、劇的といえるような作品像を描いています。終楽章の素晴らしい加速ぶりはゲルギエフならでは。最後の輝かしい肯定へ向かって進む熱気は感動的です。

「ハイドンの主題による変奏曲」は各変奏での性格分けの巧さが光ります。メンデルスゾーンのスケルツォのように軽快な第5変奏、明朗な管楽による第6変奏、上品でうきうきしただ第7変奏、不気味に音を抑えた第8変奏が、威厳に満ちた「聖アントニウスのコラール」を感動的に導きます。

【曲目】
ブラームス:
(1)交響曲第1 番ハ短調Op.68
(2)同第2 番Op.73
(3)悲劇的序曲Op.81
(4)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
【演奏】
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】
2012年9月、10月、12 月 バービカン・ホール(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年08月12日 19:15

更新: 2013年08月14日 11:51