【SWR MUSIC】若き日のマゼールの熱演&G.アンダのベートーヴェン

マゼール20代、シュトゥットガルト放響との気迫の演奏!
ベートーヴェンの交響曲第2番と当時の現代曲であったバルトークの管弦楽のための協奏曲を熱演!
まさに歴史的価値の高い録音!
巨匠ロリン・マゼールの若かりし演奏が当シリーズで初登場しました。マゼールは1930年生まれとのことですから、1958年はマゼール28歳となります。
マゼールは同年9月にルツェルン・フェスティヴァルにも登場し、アイザック・スターン独奏の“チャイ・コン”でも好サポートをした名演(Auidite レーベル;AU95624)を残しております。
1958年12月、まさに新進気鋭の指揮者が演奏したのは、ベートーヴェンの交響曲第2番、コリオラン序曲、そして、バルトークの管弦楽のための協奏曲でした。レパートリーが広く“苦手分野” がないと思わせる程、様々な演奏形態の作品を演奏しているマゼールですが、20代にしてベートーヴェンと当時の現代曲とも言えるバルトークを取り上げていたのは、やはりただものではなかったことがわかります。バルトークの管弦楽のための協奏曲 Sz.116 は1943年作曲、翌44年にボストン市にてセルゲイ・クーセヴィツキー指揮のボストン交響楽団によって初演された作品です。マゼールはこのバルトーク晩年の傑作に挑む知識と情熱により演奏しました。当録音は非常に歴史的価値の高い演奏と言えましょう。
【曲目】
ベートーヴェン:コリオラン序曲ハ短調 op.62
ベートーヴェン:交響曲第2 番ニ長調 op.36
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
【演奏】
ロリン・マゼール(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団
【録音】
1958年12月3日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、(SWR 収録)
※モノラル
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気品の極み!
ゲザ・アンダの名演集の第4弾は、ロスバウト指揮のベートーヴェンの「皇帝」と弾き振りの第1番!
ゲザ・アンダの“SWR放送録音シリーズ”第4集は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第5番「皇帝」です。当シリーズの前作「ゲザ・アンダ~SWR録音集Vol.3 / モーツァルト&ラヴェル」(94216)でも気品と音楽に対する敬愛を感じさせる演奏を聴かせてくれましたが、今回もアンダの持ち味であるこのスタイルで演奏されております。
アンダと言えばモーツァルトのピアノ協奏曲全曲をカメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとの弾きぶりした演奏が名盤として知られておりますが、当盤ではベートーヴェンの初期の作品、ピアノ協奏曲第1番を当団とやはり弾き振りで演奏しております。気品の極みの演奏で丁寧な音楽作りの中から美しい音楽を紡ぎ出しております。
「皇帝」では信頼関係の厚い、ハンス・ロスバウトを指揮に迎え、堂々たる演奏を披露しております。技巧的な箇所も音楽的に自然な流れを大切に演奏をしており、単に丁寧なだけではない、確固たる実力と表現力に圧倒されます。ゲザ・アンダ・ファンにはたまらない、新たな名演が当シリーズに加わりました。
なお、アーカイヴのマスター・テープは状態も良く、モノラルながら聴きやすい音質でございます。
「ゲザ・アンダSWR 録音集Vol.4」
【曲目】
1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 op.73
【演奏】
ゲザ・アンダ(ピアノ)
1)カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
2)南西ドイツ放送交響楽団(現:バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団)、ハンス・ロスバウト(指揮)
【録音】
1)1960年2月9日、SDR シュトゥットガルト
2)1956年4月18日、SWRバーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(SWR収録)
※モノラル